シーズンはむしろこれから! 秋の沖縄の楽しみ方
まだまだ夏の名残りの陽射しの中で、集落の風景を彩るシーサー
日一日と日が短くなり、確実に季節が秋へ向かっていくことを感じるこの時期。夏の沖縄には行きそびれてしまったな、今からいっても遅いかな……? という方、とんでもありません! 気候も安定し、灼熱の陽射しもやわらぐ沖縄の秋は、むしろおすすめのシーズンといえます。
9月や10月の連休を利用して沖縄旅行を計画している人のために、今回は秋の沖縄の楽しみ方をご紹介しましょう。
【目次】
マリンスポーツを楽しむなら今! 沖縄の海遊びを楽しむラストチャンス
9~10月は、夏シーズンの海遊びを楽しむラストチャンス!
亜熱帯に属する沖縄地方では、9月から10月頭はまだまだ夏の気候。本州での残暑にあたります。気候の進み具合は年によって多少異なるためあくまでも基本的な考え方ですが、ガイドは秋の沖縄旅行を計画する際、「海遊びを楽しむなら沖縄本島は9月末~10月第一週あたりがラストチャンス。本島よりも南に位置する宮古や八重山地方ではそれよりもあと2週くらいはギリギリ楽しめるだろう」と考えています。
真夏の殺人的な日差しにくらべるとだいぶしのぎやすく、マリンスポーツやレジャーに最適なのがこの季節! (C)OCVB
9月の連休を利用して沖縄へ行かれる方は、マリンスポーツを楽しむ絶好のチャンスです。真夏の沖縄は日中ビーチで過ごすには日差しが強すぎますが、この時期は少し日差しも柔らかになっているぶんだいぶ過ごしやすく、1日ビーチで遊ぶたい人にはちょうどいいと言えます。シュノーケリングやパラセーリング、シーカヤックなど海のレジャーを楽しむのにおすすめ!
まだまだ水着でOKの沖縄なので日焼け止め対策もしっかりと! (C)OCVB
といっても油断しているとすぐに大変なことになるので、帽子や日焼け止め、サングラス等々の日止め止めグッズはくれずれもお忘れなく!
慶良間や人気のリゾートに連休を利用して行く予定の人はできるだけ予約をしておくことをおすすめします! (C)OCVB
ただしこの時期、「沖縄の遊び納めを」と考えている人は意外と多いもの。連休時の、特に慶良間諸島は要注意です。沖縄本島の泊港から1時間で行くことのできる渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島は手軽なアクセスで世界最高水準の美しい海が楽しめるとあって大人気。近年、ミシュランでも紹介されたこともあり、訪れる観光客の数は増えるばかりとなっています。高速船は席数に限りがあるので、連休を利用して慶良間諸島へ行こうと思っている人は、事前に船や宿の手配をしておくことをおすすめします。
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沖縄の秋祭りを楽しむ