京都土産にレトロな魅力の村上開新堂「ロシアケーキ」
京都市役所近くにある、1904年(明治37年)創業の洋菓子店です。100年以上前に、京都で初めての洋菓子店として開業したそうです。当時のままの店構えはレトロという表現がぴったり。お店に入る扉には「をす」という文字がありました。建物自体は明治10年頃に建てられたものということです。店内のショーケースの中にはクッキーなど焼き菓子が並びます。この「ロシアケーキ」は、村上開新堂の初代が東京にいた頃、出会ったフランス人にロシアの家庭で作られるビスケット菓子として教わったものなのだそう。なので、「ロシアケーキ」なのですね。創業当初からの名物です。
私が購入したのは、レーズンとアプリコット。レーズンは村上開新堂チェリーも飾られていてかわいい。生地を搾り出して作るんでしょうね。どちらも、クッキー生地は、今のクッキーに比べ、バターが控えめな感じがします。懐かしい味わいのおいしい「ロシアケーキ」でした。
■村上開新堂
住所:京都府京都市中京区寺町通二条上ル常盤木町62
Tel:075-231-1058
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜、祝日、第3月曜
地図:Yahoo!地図情報