森林浴が楽しめる大阪市内近くの「箕面公園」
箕面公園と言えば、ニホンザル。天然記念物に指定されたここの野生のニホンザルは餌付けされていたこともあって、普通に箕面滝あたりに出没していました。餌をねだるだけならいいのですが、すばしこい動きで手に持っていたお菓子の袋を奪ったりするので、やられた人も多いはずです。それもご愛嬌で、子供たちはニホンザルの群れに大興奮していたものです。ところが、だんだんエスカレートしてサルが凶暴化し、人間がサルに支配されているような、リアルに「猿の惑星」みたいな感じになってきてしまいました。それではいけないと、平成22年4月から箕面市サル餌やり禁止条例が施行され、違反者は1万円以下の罰金を取られるようになりました。もう人間に近づいても餌がもらえないので、今はサルは人の目に触れる場所にあまり出てきません。平和は戻りましたが、時には悪賢いサルがいなくなるのも、少し寂しいかも。
箕面滝は落差33m、紅葉の名所で特に秋は行楽シーズンです。瀧安寺は650年、箕面滝で修行した役小角が建立したとされる古刹です。元々は山岳信仰の修行の場であったのです。昆虫の種類が豊かで、箕面の昆虫を展示した昆虫館は関西の子供たちなら、夏休みに訪れた人も多いのではないでしょうか。放蝶温室もあります。
大阪市内から手軽に行けて森林浴ができるスポットなら、サルに会えるかどうかはわからないけど、箕面公園はおすすめです。
所在地:大阪府箕面市箕面公園
アクセス:梅田から30分程度。阪急電車宝塚線急行で石橋下車。阪急箕面線に乗り換えて箕面駅下車。
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.osaka-park.or.jp/hokubu/mino/main.html