ファクトリー・アウトレットの集積が一つのモールに
1980年代には全米中に、こうしたファクトリー・アウトレットが誕生します。これら単独店舗が、大型の商業施設にテナントとして入居、ブランド集積されたものをアウトレットモール、アウトレットセンターと呼んでいます。ちなみに1988年には全米で113ヵ所にすぎなかったアウトレットモールは、1994年には300ヵ所を超えるほど急速に発展を遂げました。また、ブランドビジネスの聖地・ヨーロッパでも同時期に、ファクトリー・アウトレットが大都市郊外に誕生し始めます。1990年代前半、イタリア・フィレンツェの郊外にあるプラダなどのファクトリー・アウトレットへ、列車を乗り継ぎ買い物に出かけるのが、当時のCA(キャビンアテンダント)たちの流行りでもありました。
NYからグレイラインバスで1時間 世界最大級のウッドベリー・コモン・プレミアム・アウトレット