自分で興味を持つように環境を整えてあげることと、
あまりプレッシャーをかけないことがポイント
自分の子供の体験を振り返っても、本人が興味を持ってトイレでしたいと思う気持ちが一番の原動力でした。コツは、自分で興味を持つように環境を整えてあげることと、あまりプレッシャーをかけないことでしょうか。自分から「トイレでがんばる」と言い始めてからは、あっという間にオムツが外れてしまいました。
うちの場合は、あまり真剣にオムツ外しに取り組まずに、そろそろトイレトレーニングかなという時期に、トイレトレーニングを題材にした子供番組のDVDやビデオをいろいろと見せていました。
本人が座ったり、テレビと見比べたりできるように、すぐわかる場所におまるを置き、テレビ番組を見ながら、「大きい子はトイレでできるんだね」「パンツかっこいいね」という、ちょっとした感想を子供と一緒に話しました。
たまに、「トイレに行ってみる?」と聞いてみて、「行く」と言ったらトイレに、「行かない」と言ったら「また今度ね」という感じで切り上げます。
子供番組は自分もやってみたいと興味を持つように、うまく子供ゴコロをくすぐってくれるので、あまり焦らずにのんびり構えているくらいが、ちょうどいいかもしれません。
うまくトイレでできたら褒めちぎって、失敗した時は「次はできるといいね」と軽く受け流すように心がけましたが、「トイレは?」という言葉を繰り返したり、失敗した時に怒ってしまったりしていた時期は、失敗を繰り返したり、トイレを嫌がったり。それまでうまく進んでいたトイレトレーニングも頓挫してしまって、また興味を持たせるところからやり直すことになりました。
おしっこができても、うんちがなかなかできない子も多いらしく、うちの子供もその一人でした。便秘気味でうんちが硬めだったので、トイレで上手に踏ん張れないのが原因だったようです。
食事をいろいろと見直してやわらかいうんちになるように工夫したところ、しばらくしてトイレでもできるようになりました。