洞窟探検気分が味わえる、香川の「鬼ヶ島の洞窟」
香川県の女木島の小高い丘にある「鬼ヶ島」はその名の通り、桃太郎伝説で有名なおにがしまと言われています。女木島の観光HPによると、桃太郎伝説は、桃太郎である吉備津彦命の弟「稚武彦命」がモデルと言われています。吉備の国から讃岐の国に来た時、土地の住民が鬼(海賊)の出没で苦しんでいるのを知り、イヌ・サル・キジを率いて鬼を征伐していたそうです。イヌは備前の犬島(岡山県)、サルは陶の猿王(綾南町)、キジは雉ヶ谷(鬼無町)に住む勇士だったと言われており、鬼が住んでいたのが女木島で、桃太郎が鬼を退治して鬼がいなくなったことから「鬼無」という地名になったと言われているそうです。そして、大正3年に橋本仙太郎氏が大洞窟を発見したことによって、桃太郎伝説と女木島が結びつき、以来、女木島は「鬼ヶ島」と呼ばれるようになったとのこと。
洞窟の中は暗くてひんやりしています。中に入ると桃太郎の話しが伺える展示が多くされており、大人も十分に楽しめる観光スポット。洞窟が造られたのは、紀元前100年頃と言われ古代中国の要塞型によく似ていると言われているそうで、まるで探検家気分が味わえます。入口から出口までの長さは全長約400m、面積は約4,000平方メールの洞窟大冒険が出来る参加型観光スポットですので、家族や仲間と楽しめます!
また、鬼ヶ島から見下ろす瀬戸内海の風景は美しく、こちらも併せてオススメです。
■鬼ヶ島(女木島)
(鬼ヶ島観光協会)
住所:香川県高松市女木町
Tel:087-840-9055
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
入洞料:大人(高校生以上)500円、小人(小・中学生)250円、身障者250円、65歳以上450円
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.onigasima.jp/index.html