白浜が誇る景勝地の地底に広がる「三段壁洞窟」
和歌山県白浜町が誇る景勝地・三段壁の地底36メートルに広がる海蝕洞が「三段壁洞窟」です。源平合戦で活躍した水軍「熊野水軍」が舟の隠し場所にしていたとの伝承もある、歴史的なスポットでもあります。三段壁の展望台前に、洞窟入り口の建物があります。お寺の本堂のようなこの建物からエレベーターに乗って、36メートル下の洞窟内部へ。洞窟の通路内は一周200メートルにも及び、「水の神様」こと牟婁大弁財天や番所小屋、船の採掘跡などがあります。
歴史の重みや神秘などを感じさせる洞窟内は、一見の価値ありです。荒波が打ち上げる「潮吹き岩」なども見ることができ、すごく迫力があります。和歌山観光に訪れたらぜひオススメしたいスポットですが、波があまりにも荒い日は閉鎖されるので注意が必要です。
■三段壁洞窟
所在地:和歌山県白浜町三段2927-52
電話:0739-42-4495
アクセス:JR白浜駅から明光バス「三段壁」行きで終点下車、徒歩2分
地図:Yahoo!地図情報