文政3年(1820年)にまで遡る、にし茶屋街にある資料館
金沢に3つある茶屋街(ひがし・にし・主計(かずえ)町)のうち、にし茶屋街にある資料館です。
にし茶屋街の歴史は古く、文政3年(1820年)にまで遡り、200年近い伝統があります。かつては上町と下町に分かれていて、茶屋街の入り口には大門があり、番所も置かれていました。
金沢市西茶屋資料館は「吉米楼」というお茶屋さんの跡地に建っていて、1階は金沢出身の作家で、実際に吉米楼に住んでいた島田清次郎の関連資料が展示。2階は金屏風や三味線、太鼓など、当時のお茶屋の内部が忠実に再現されていて、見どころ満載です。
ひがし茶屋街の、こういったお茶屋文化に触れられる場所というのは有料ですが、ここは無料。ひがしに比べ、少し観光ルートから外れますが、にし茶屋街には有名な甘納豆専門店かわむらもありますし、ぜひ足を伸ばしてみてください。
■住所:金沢市野町2-25-18
■TEL:076-247-8110
■営業時間:9:30~17:00
■定休日:無休
■入場料 : 無料
■アクセス:北鉄バス「白菊町」下車、徒歩3分。または「広小路」下車、徒歩5分。
■URL:http://www4.city.kanazawa.lg.jp/shisetsu/bunka/chaya.html