黒板で統一された、落書きOKのアート空間
ふつう、美術館と言えば「撮影禁止」「作品に触れないでください」の注意書きが当たり前。ですが、新潟県の越後妻有(つまり)地域にある「まつだい農舞台」には
黒板教室という、自由に落書きOK!なユニークなアートがあります。
黒板教室はその名のとおり、机、椅子、壁、床、置いてある地球儀まで全てが「黒板」素材でコーティングされた部屋。「黒板」なので、どこに何を描いてもOK。自分が描いたものがアートになる……という面白さだけでなく、他の人が描いた絵にさらに落書きをして勝手にコラボしちゃうこともできます。
妻有地区(十日町市・津南町)では、9月17日まで3年に一度のアートイベント
「大地の芸術祭アートトリエンナーレ」を開催中。棚田や森など、妻有の自然をキャンバスにした多数のアート作品が展示されていますが、「まつだい農舞台」はその中核となるインフォメーション施設。
アートイベントはまもなく終了しますが、黒板教室は残されるので、いつでも楽しめます。
◆まつだい農舞台
◆住所: 新潟県十日町市松代3743-1
◆電話: 025-595-6180
◆営業時間:10:00~17:00
◆定休日:水曜日(芸術祭開催中は無休)
◆入場料:大人500円 こども(小中学生)300円。
芸術祭期間中は作品鑑賞パスポートで何度でも入館可。
単館入館の場合は大人500円、中学生以下無料。
◆アクセス:「まつだい駅」からすぐ
◆http://www.echigo-tsumari.jp/facility/nohbutai/