山梨の絶好の富士見スポット
山梨県と静岡県にまたがる富士山。山梨から見る富士山は裏富士なんていわれることもあるけれど、山梨にも絶好の富士見スポットがたくさんあります。なかでも、とくに絵になるのが富士五湖との組み合わせ。イチオシは本栖湖畔から見る富士山。実は、1000円札の裏側に描かれた富士山も本栖湖畔から見た富士山がモデル。
まだ時期は先ですが、12月頃からはちょうど朝日が富士山の近くからのぼるので、初日の出鑑賞場所としても人気です。日の出の30分ほど前から少しずつ山の裏側が明るくなり、富士山の輪郭がオレンジ色に浮かび上がってゆくさまは実に幻想的。その光がひときわ強くなったとき、富士山の左肩からまばゆいほどの光を放ちながら太陽が登場。ちょっと感動的です。冬はかなり寒く、かつ朝早くて大変ですが、夏の富士登山よりは気軽かも?
それからもう1つ、精進湖から見る富士山もユニーク。手前にある大室山とダブルの山の影が湖面にうつり、まるで富士山が子どものように抱えているように見え、通称「子抱き富士」と呼ばれます。
※いずれも写真は2005年12月撮影
■本栖湖畔から見る富士山
住所:山梨県富士河口湖町・身延町
アクセス:富士急行線河口湖駅からバス約50分
■精進湖畔から見る富士山
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町精進
アクセス:富士急行線河口湖駅からバス約40分