ころんとかわいい唐津銘菓「大原松露饅頭」(佐賀)
大原老舗は嘉永3年（1850年）創業。ペリーが黒船に乗ってくる3年前だそうです！ 唐津はその昔、大陸と日本をつなぐ交易の要所として栄えた町です。豊臣秀吉が高麗から陶器と一緒に持ち帰った焼饅頭が元となって「松露饅頭」になったと言われています。大原老舗の松露饅頭は江戸時代後期に現在の形に。日本三大松原の一つである「虹の松原」にの松の根元に生える丸い“松露”というキノコの一種に似ていることから「松露饅頭」いう名前になったのだそうです。虹の松原は何度も行ったことがありますが、松露は見たことがありません。それもそのはず、最近はほとんど取れない高価な食材とのこと。
このころんとした形が愛らしいですね。包み紙の松の枝もかわいいです。北海道産の小豆を使ったさらりとした口当たりのこしあんにカステラ生地をかけながら銅板で一つ一つ手作業で焼き上げます。店舗によっては、焼く様子を見ることもできますよ。シンプルでとてもおいしいお菓子です。
唐津をはじめとする佐賀県内のほか、福岡市内などさまざまな場所で購入できます。
■大原老舗 唐津本店
住所：佐賀県唐津市本町1513-17
Tel：0955-73-3181
営業時間：8:30～19:00
地図：Yahoo!地図情報
HP：http://www.oohara.co.jp/
