金沢の旅の記念に!『金沢三文豪掌文庫』
金沢には名だたる文豪たちの縁ある街として、あちらこちらに記念館があります。泉鏡花記念館、徳田秋聲記念館、室生犀星記念館など読書家にはたまらない、一度は訪れてみたい記念館ばかりです。
旅先での素敵な本と出会うことは大変素敵なことですよね。しかし、気になる本をお土産にと、たくさん抱えていくとかなりの重さになり、かさばるので旅には少し向いていないかもしれません・・・。
そこで、オススメしたいのが「金沢三文豪掌文庫」です。
本当に小さな掌におさまる程度の本はカラフルで大変可愛らしく、お土産やプレゼントにもぴったり!
かわいいだけではなく、本の中身は読み応え十分の内容。それぞれ、本にタイトルがあり、「たべもの編」、「いきもの編」などなど、そのタイトルにまつわる短編集が収められています。
旅の移動中や、宿泊先で読むも良し! 旅から帰ってゆっくり思い出と一緒に浸るも良し!
収録作品は・・・
泉鏡花 「絵本の春」
徳田秋聲 「少年の哀み」
室生犀星 「旅にて」
三文豪俳句抄
などなど。
中でもオススメは「たべもの編」です。
「たべもの編」には、泉鏡花著『湯どうふ』、徳田秋聲著『大学界隈』(抄)、室生犀星著『川魚の記』(抄)などが収録されています。
私は石川県立歴史博物館にて購入しました。
*書籍の在庫についてはお問い合わせ下さい。
■石川県立歴史博物館
石川県金沢市出羽町3-1
076-262-3236
http://www.pref.ishikawa.jp/muse/rekihaku/
■金沢三文豪掌文庫
出版社 金沢文化振興財団
出版年月 2011年9月
価格 465円