動画撮影・動画編集/デジタルビデオ撮影の基本

iPhoneで撮影した縦動画の編集のコツ(2ページ目)

iPhoneでムービーを撮影・編集し、YouTubeにアップロードして公開する。最近ではこんなユーザーも増えています。ところが、iPhoneで撮影した縦動画がうまく画面に収まらないなんてことも。今回は、こうした縦動画の扱いについて解説します。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

縦動画の扱いにご注意

ところで、iPhoneでムービーを撮影していると、縦位置で撮ることってよくありますよね。もちろん、iPhoneでなら縦位置編集ができます。問題はその後なのです。縦位置のままYouTubeなどにアップすると、縦位置状態で表示されるのですが、どうもイメージする状態とはちょっと異なるのです。

下の画面が縦位置ムービーをアップした状態なのですが、基本、フレームは横位置のムービーで、その中に縦位置を配置しているため、左右に黒い帯のあるピラーボックス状態で表示されてしまうのです。したがって、映像のサイズも、元のムービーよりは小さくなってしまいます。
YouTubeの場合、縦位置ムービーはピラーボックス状態で表示される

YouTubeの場合、縦位置ムービーはピラーボックス状態で表示される


しかし、ムービーユーザーとしては、縦のムービーは縦のフレームサイズ状態で表示して欲しいですよね。そこで縦位置ムービーを、YouTubeを利用せずにFacebookにダイレクトに転送して公開すると、きちんと縦位置で表示されるのです。
Facebookのウォールからアップロードすると、縦位置状態でムービーが公開される

Facebookのウォールからアップロードすると、縦位置状態でムービーが公開される

 
iPhoneのFacebookアプリなどで、「ライブラリから選択」を選んで、ムービーをアップ。この補方だと、上記のように縦位置でムービー表示される

iPhoneのFacebookアプリなどで、「ライブラリから選択」を選んで、ムービーをアップ。この補方だと、上記のように縦位置でムービー表示される


これなら、縦位置でのムービーとしての特徴をしっかりと伝えられるので、十分満足です。

ただし、iPhoneからアップする場合はうまくいくのですが、縦位置のムービーを一度パソコンなどに転送してからアップしようとすると、ピラーボックスどころか、回転して横に寝てしまうムービーになってしまうので、要注意です。次のページで、その点について見てみましょう。
 
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