がんじがらめなイメージがある「重たい女」。彼に愛される重さって?
答えはNO、だ。
心地よいと感じる重たさと、不快と感じる重たさがある。その大きな違いは――気持ちのベクトルに。
愛されない重たい女は、自分中心に考えている
「毎日メールしてって言ってるでしょ!」 例えばこういう場合、自分が愛されている証を毎日手に入れたい。自分の不安を相手に解消させよう、という気持ちしかそこにはない。1度や2度なら見逃してくれても、これは相手にとって負担でしかない。とはいえ、理解力のある女でいようとするあまり「束縛や嫉妬をしない=自分の気持ちに蓋をする」と考え、本来言うべき自分の気持ちにも蓋をしてしまい、結果言いたいことが何も言えず、男の気持ちを占めるだけの重さも無い「都合の良い女」になり下がっては本末転倒である。
「愛される重たさの女」は、どう言うのだろう?
愛される重たさ=お節介
「飲みに行ってばかりだと、身体壊しちゃうよ!」「たまには野菜も食べなきゃ」
彼の身体を気遣って、彼がいつまでも笑顔でいてほしいから。そんな想いの行動は、「うるせーな」と言われることはあっても、決して負担にはならない(※もちろん言うタイミング、言い方、頻度は考慮する必要はありますよ!)。むしろ、心地よいとさえ感じることもある。
そこにあるのは「母親」の像。根底にあるものが、相手の幸せであり、楽しみであり、そこには自分が関わっていたいという、相手ありきのワガママ。
しかし、あなたは母親ではない。元はと言えば他人同士。そのワガママの理由を、相手に言葉できちんと伝えることが重要なのだ。その理由が解れば、無闇に「重たい」とは思わないだろう(それで「重たい」という男なら、こちらからフッてしまえばいい!)。
気持ちのベクトルを知るためにも、相手ありきのワガママの理由を伝えるためにも、大切なことは自分の気持ちをきちんと、あなた自身が理解すること。
例えば、自分はなぜ毎日連絡が欲しいのか、どうして相手の行動が気になるのか、考え抜いて、伝えるべき理由であれば、言葉で伝えてみることだ。働く男は、あなたの気持ちを的確に把握するほど、暇ではない。 ただ感情をぶつけても、「ああしてほしい、こうしてほしい」とお願いだけ伝えても相手を動かせないことは理解するべきである。