TOYOTA(トヨタ)/トヨタの車種情報・試乗レビュー

イタリア車のようなカローラ!? トヨタ オーリス(2ページ目)

トヨタのオーリスが、フルモデルチェンジして登場。「スポーツハッチバック」という新しいコンセプトに基づき、内外装のデザインや走行性能に、かなりのこだわりを見せている。

国沢 光宏

国沢 光宏

車 ガイド

各種自動車専門誌で、新車記事とインプレッションを広く深く掘り下げ多数執筆。

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カッコイイが、やや気になる価格

搭載されるエンジンはカローラなどに搭載される1.5リッター108馬力と、1.8リッター143馬力の2タイプ。いずれもCVTと組み合わされる。1.5リッターはアイドルストップ付きも選択可能。その場合、JC08燃費は18.2km/Lから19.2km/Lに向上。

この他、最近のトヨタとしては珍しく、スポーティグレード用のハイオク仕様144馬力もラインナップされる。出力こそ1馬力しか違わない144馬力ながら、最大トルクが太い。珍しいことに6速マニュアル仕様のみ。エンジンも足回りも欧州仕様に限りなく近いスペックだという。

クルマ全体の特徴は、写真を見てもわかる通り「イタリア車のようなデザイン」である。実際、トヨタのエンブレムを外せばアルファロメオだと言われても納得するだろう。なかでもTVCFでアピールしているリアビューはカッコ良い。個人的には若干フロントのオーバーハングが長いと考える。
、ホイールアーチとタイヤの隙間を狭くすることで、視覚的に安定感を表現したという

ホイールアーチとタイヤの隙間を狭くすることで、視覚的に安定感を表現したという


最後に価格。カローラより車格が上と言うこともあり、1.5リッターのベースグレードで171万円する。VWゴルフと同等のパワーを持つ1.8リッターにサイドエアバッグ付ければ210万2000円。もう少し追加すればプリウスに届いてしまう。果たしてどんなユーザー層が買うのだろうか?


【関連サイト】
トヨタ オーリス
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