お金にまつわる喧嘩をさける大事なひとこと
夏は帰省や旅行で出費が続き、お財布がピンチになりがち。楽しいはずのお出かけの計画も、家計を預かる身としては、素直に賛成ばかりもしていられません。子供と一緒になって「休みに家にいてもつまらないよー。○○に行こうよ♪」とお金のかかる話ばかりする旦那様に、「そんなお金あるわけないでしょ。もう今月はどこにも行けないわよ」と思わずぼやいてしまうことはありませんか? 収入に関する発言にはことさらに過敏なのが男性。「金が無いのはお前が無駄遣いしてるからじゃないのか?」と反撃が始まることで楽しいはずの会話が、一気に不快指数がアップ……。
うまく出費を抑えたいなら「足りない」ではなく「大切に使わなきゃ」という言い回しが有効です。これを「Yes・but」論法と組み合わせます。「そうねえ、○○にも一度は行ってみたいわねえ。でも、今月は帰省もあるし、せっかくあなたが頑張って稼いでくれたお金だから、大切に使わなくちゃ。○○はまたこの次にしましょうよ」という風に話を進めれば、旦那様も悪い気はしません。
旦那様に家事をしてもらうために有効な魔法の枕ことば
夏休みのない主婦にとって夏休みの旦那様がリビングでごろごろしているのは結構目障り。なにも家事を手伝わないだけでなく「ねぇ、昼ご飯はまだ?」と催促されたり、「家の中、掃除機かけたほうがいいんじゃない?」などと指摘されようものなら、イライラ度はますます上がります。「ゴロゴロしてるなら、ちょっとは何か手伝ってよ」「普段働いてるんだから、夏休みぐらい家でゆっくりさせろよ」と、「夏休み」を振りかざされると、「主婦には夏休みなんてないのよ!」と不快指数はMAXに!
こんなとき、旦那様をうまく使う魔法の枕言葉は「疲れているところ、悪いんだけど」。たとえ旦那様は全く疲れていないように見えても、何かを頼む前にこれを付けましょう。「疲れているところ、悪いんだけど、洗濯物を干すのを手伝ってくれない?」そしてみごと旦那様を動かすことに成功したなら、「お休みの日にいろいろ頼んでごめんね。でもおかげで助かったわ、ありがとう」と笑顔で感謝の言葉を伝えておきましょう。
ちょっとした言いまわしで、相手の受ける印象は大きく変わるもの。夫婦の会話の不快指数をさげ、さわやかに夏を過ごせるようにしたいですね。