iPhone/iPhoneの周辺機器

iPhoneに直接取り込めるミニスキャナ「iScamil mini」(4ページ目)

iPhoneに直接接続し、写真やハガキなどを簡単にデジタルデータとして取り込める「iScamil mini」。その使い勝手をチェックしてみましょう。

佐野 正弘

執筆者:佐野 正弘

携帯電話・スマートフォンガイド

価格などが気になるものの、スキャンの手軽さはかなり魅力的

ちなみにレシートや伝票などの薄い紙を取り込みたい場合は、そのまま挿入すると紙詰まりを起こす場合があります。そうした薄い紙や、直接挿入するには小さすぎる紙片などを取り込みたい場合は、専用のシートに紙を挟んで挿入すれば、問題なくスキャンできるようになります。
iScamil mini

レシートなどの薄い紙は、専用のシートに挟んでスキャンする


簡単操作で便利なiScamil miniですが、使っているといくつかの課題もあるように感じます。1つは、電源を入れてから、操作をせずに電源がオフになるまでの時間が、1分程度と短いこと。バッテリー駆動型の機器という訳ではないので、電源が切れるまでの時間はもっと長くてもよいように感じます。

そしてもう1つの課題は、税込みで1万5540円と、少々値段が張ること。パソコン用の一般的なスキャナーの価格が1万円を切っていることを考えると、機能が少ない分割高感があることは否めないでしょう。

しかしながら、これだけ簡単な手順で写真などのスキャンが手軽にできるというのは、日頃持ち歩いているiPhone専用に作られた機器ならでは。かさばる年賀状や暑中お見舞いをデジタル化したい、昔のアルバムや思い出の手紙をデジタル化して保存しておきたい、などの用途に非常に適していると言えるのではないでしょうか。


【関連サイト】
キングジム iScamil mini



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