インテリアコーディネート/インテリアアイテムの選び方・活かし方

無垢材のあるインテリア2(3ページ目)

存在感たっぷりの無垢材。樹種によってその表情も違います。いろいろな無垢材のあるインテリアをご紹介しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

香りも楽しむシダー材 

ウッドデッキや外装材として知られているのがシダー材。ヒノキの一種で、このシダー材にはヒノキオールという天然成分が含まれ独特の芳香りがあります。タンスの中に入れておくと、防腐・防虫効果もある木です。日本ではヒノキは香りがよい木で知られていますね。シダー材は成長サイクルが約4~50年が短く、エコな素材としても注目されています。

無垢材のあるインテリア

乾燥のためのクラックも味わいとしてとらえて。香りも爽やかで気分がよい。(画像:アルフレックス)

上のイスはアルフレックスが扱うRIVAのシダー材コレクションの一つ、「CLESSIDRAクレッシードラ」。半円を合わせたようなユニークなデザインのイスです。木を削り出した半円をつなげたようなシンプルなデザインに、無塗装仕上げによる木の持つ力強さと美しさを存分に感じることができます。シダー材は乾燥状態にあまり強くない性質のため、クラック(ひび)が入っていても気にならないデザインを採用しているそう。モダンなインテリアの中に、こんな無垢材のイスをコーディネートするのも面白みがありますね。

次ページでは日本古来から使われている樹種をご紹介しましょう。
日本らしさを感じる杉材>>
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