インテリアコーディネート/インテリアアイテムの選び方・活かし方

無垢材のあるインテリア2(2ページ目)

存在感たっぷりの無垢材。樹種によってその表情も違います。いろいろな無垢材のあるインテリアをご紹介しましょう。

執筆者:鈴木 理恵子

風格のあるチーク材 

無垢材のあるインテリア

木目はゆったりとはっきりしているチーク材。油分が多いため自然に光沢がでてくる。(画像:ザ・ペニーワイズ)

三大銘木の一つでもあるチーク材は、材質は堅く、良く乾燥させた場合には伸縮率が小さく、家具や建材に向いています。油分(良質木製タール)が多く含まれており、腐食に強く、しっとりとし光沢が魅力。船舶のデッキや内装材としても有名です。年月が経ると、油分のためにいっそう輝きが増してくる変化を楽しむ樹種でもあります。
木目はゆったりと大らかで表情が豊か。そしてはっきりしていため力強さや風格を感じます。

 

無垢材のあるインテリア

ホワイトウォッシュをかけ木肌を少し白く仕上げたチーク材。木目がより際立ち存在感があります。(画像:ザ・ペニーワイズ)

チーク材は、チークはインドネシアやミャンマーなどの東南アジアが産地。そのため、素朴なアジアンテイストの家具に使われているのを良く見かけますが、それ以外でも現代的なモダンスタイルや北欧スタイル、古典的なスタイルにもよく使われています。

上の写真はザ・ペニーワイズの「コロニアルチークシリーズ」のテーブル。このシリーズは、南国に暮らすイギリス人が故郷の家具を懐かしみ、チーク材でイギリス家具を再現したというテーマのもとに作られています。洗練されたデザインにふさわしく、素材の良さをそのままに白味がかるホワイトウォッシュ仕上げを施して、優しげでナチュラルな表情に仕上げています。すっきりとしたデザインなので、現代的な日本のマンションにも良く合いそうです。

次ページでは香りのよい材をご紹介しましょう。
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