今回のテーマはガラスや水晶をも意味する「玻璃」
鉱物Bar vol.5 「玻璃」
8月17日~26日 15:00~21:00(最終日20:00) 月・火休
鉱物標本や理化学ガラスなど、
夏に涼をよぶ、透明感あふれるモノと
酒肴を集めました。
鉱物アソビ/フジイキョウコ
酒と肴/フルタヨウコ
和菓子/wanokashi89
ガラス/涙ガラス制作所
イベント詳細↓↓
http://www.mizunosora.com/event108.html
※土日限定メニューのご予約は電話・メールにてお申し込みくださいませ。
開催場所/ギャラリーみずのそら
東京都杉並区西荻北5-25-2
Tel 03-3390-7590
http://www.mizunosora.com/
E-mail gallery@mizunosora.com
鉱物に並々ならぬ愛情を注ぐフジイさんに、ちょっとお話を伺いました。
●フジイさんが鉱物にはまったきっかけは?
物心ついたころから、ごく自然に。川や海に遊びにつれていってもらっても水遊びするより、キレイな石を探して、ボケットをパンパンにしている石好きの子供でした。石のなかでも鉱物を知ったのは、大学入学をきっかけに上京してから。偶然通りかかって、鉱物標本屋という店の存在をしり、以来、キレイな石=鉱物が特に好きに。
前回の展示の様子。星空のようにキラキラ鉱物がいっぱい。
●鉱物のどんなところが好きですか?
天然の唯一無二の造形美。永遠にかわらない凛とした存在感。植物のやわらかさ、生命力というより、鉱物質の冷たく、クールで、凛とした質感のほうが惹かれるようで。鉱物標本だけでなく、雑貨やモノ選びでも、木材系より石、金属質のモノに惹かれます。
●今回のイベントではどんなことを計画していますか?
2008年に初著書本「鉱物アソビ」をきっかけに、お誘いをうけ「鉱物アソビ出版記念展」をお茶の水の美篶堂ギャラリーさんで行って以来、イベントをやってきたけれど、まさか「鉱物Bar」もここまで続くとは!楽しい反面、毎回どうやって驚きを演出できるかプレッシャーも大きく感じています。
“石を見ながら酒を飲めたらいいなぁ”と永年の自分の夢を叶えるべく始まったのが、「鉱物Bar」。今回は、「玻璃/はり」をテーマに、鉱物の透明さ、静謐さ、清らかさを伝えられればと考えてます。涼やかな鉱物標本をはじめ、鉱物を飾るのにおすすめな理化学ガラスアイテムを揃えています。特別に、「涙ガラス制作所」の松本さんに、鉱物のためのガラス作品を出品してもらう予定。毎回好評の“鉱石みたいな”酒肴とスイーツも、趣向をこらしてます。会期中、ギャラリーの営業時間も夜21時までと遅くまでやってま すので仕事帰りに一杯のみにきていただければ!土日限定の特別メニュー(要予約)も、準備しています。
こちらも前回の様子。酒好きにもたまらない、オツな世界ですねぇ。
フジイキョウコさんは、「鉱物アソビ」、「鉱物ミタテ図鑑」という2冊の鉱物関係の著書を出されています。どちらも鉱物の専門的な知識というより、鉱物をどれだけ自分のアイディアで楽しめるか、初心者でも気軽に入っていける指南書になっています。鉱物の成分なんちゃらという難しいことは抜きにして、インテリアとして飾ってみたり、お花やお菓子に見立てたりして、鉱物を一味違った目線で楽しむ、新しい世界を提案しています。
フジイさんの著書です。