大阪のイチオシお土産
大阪ならでは! 伝統あり笑いありの“お土産”選びが楽しめます
大阪は、関西随一の大都市であり、和から洋までさまざまなお土産がそろっています。しかも、新たな大阪のお土産も続々と登場中。今回、大阪で今、最も売れているお土産を、道頓堀のど真ん中にあるお土産処『いちびり庵』道頓堀店でリサーチしてきました。
一度食べたら忘れられない“ふわんとろん”
売り切れ続出の人気 「大阪半熟カステロ ふわんとろん」
ちなみに以前、道頓堀をバックにした芸人さんたちのテレビCMで話題になり、2012年のゴールデンウィークに新大阪駅で販売されて大好評を博した商品。同店では、7月1日から販売スタートしたばかりで、売り切れ必至。ぜひ見つけたら“ふわんとろん”な新食感、味わってみてください。
まだまだ健在 「くいだおれ太郎」スイーツ
くいだおれ太郎の顔の形をしたサブレ。微妙な表情の違いも要チェック
まだまだ高い人気を誇る「くいだおれ太郎」関連グッズコーナー
くいだおれ太郎サブレは、2012年3月に発売されました。黄色い缶に描かれたくいだおれ太郎がなんだかかわいい。中には、太郎の顔の形をしたサブレが入っていて、袋には「よろしゅうおたのもうします」(よろしくお願いいたします、の意味)や「もうちょっとまかりまへんか?」(もう少しまけてもらえませんか、の意味)など16パターンあるとのこと。
サブレをよく見ると、太郎のまゆげや目線が微妙に違います。個包装されているので、たとえばオフィスでお土産に配るのにもピッタリ。あとで缶はちょっとした物入れにも使えそうです。
ちなみに、くいだおれ太郎は、同店のすぐそばにいます。お土産とともに、お見逃しなく。
固定ファン多い 大阪伝統の「七味」
さて、目上の方やお世話になっている方に、大阪のちょっと粋なお土産としておすすめなのが『やまつ辻田』の“七味”シリーズです。昔ながらの固定ファンが多い老舗「やまつ辻田」の七味シリーズ
特に、『極上七味』『七味柚』は、手のひらサイズの小さな缶に入っていて、パッケージがとてもかわいい。たとえば、薄氷に散る梅の花びら「氷梅」、光源氏が舞う「青海波」など、千代紙が趣を感じさせ、お土産はもちろん、結婚式の引き出物などにも用いられるそうです。
また、袋に入った詰め替え用もあります。表に昔ながらのかわいいイラストが描かれていて、裏は郵便の宛名になっているので、80円切手を貼ってそのまま送ることもできます。
丸ごと食べられる! 大阪産のアイデア商品
大阪で海苔(のり)、と言ってもいまいちピンと来ないかもしれません。でも、大阪の南部では今でも海苔を生産するエリアがあります。その大阪産の海苔を使い、美味しさとともに大阪らしいアイデアある商品が『海苔カップ』(420円)です。大阪産の国産海苔だけを使ったこだわりの「海苔カップ」
しかも、大阪府が府内の農林水産物や加工食品をブランド化して認定する「大阪産(もん)」に指定されている数少ない大阪・泉州産の海苔のみを使用。カップごと口に入れると、その海苔の旨みが広がります。
海苔カップの使い方は、自由自在。お弁当で具材を入れるのはもちろん、ごはんを入れておにぎりのように食べてもいいし、納豆を入れるとこれまたおいしくいただけます。
大阪ならではの地サイダー & 地ラムネ
全国に続々と登場するご当地ならではのサイダーやラムネ。大阪にももちろんあり、その筆頭はやはり『たこ焼き風ラムネ』(126円)でしょう。さすがに“たこ焼は入ってまへんで”とパッケージにある通りですが、その中身、果たしてたこ焼きの味がするか否か、ぜひ一度チャレンジして欲しい商品です。大阪のさまざまな個性ある“地ラムネ”“地サイダー”がそろう販売コーナー
一方、最近人気が上がっている大阪の地サイダーが『桜川サイダー』(160円)です。製造するのは、創業300年の歴史を持つ大阪・箕面市の日本酒蔵『能勢酒造』。豊かな自然に育まれてきた名水「桜川」と現在の炭酸水製造技術のコラボレーションで生まれた商品です。昔懐かしいラムネ味でのどごしよく、飲むと口の中がさっぱりしてすごく美味しい。同じ能勢酒蔵による『桜川ゆずサイダー』(210円)は、箕面産の柚子果汁が配合された限定品。ラベルにはご当地キャラクターもいるので要チェックです。
数ある大阪のお土産のうち、最近発売されたもの、今まさに最も売れているものなどを厳選、ピックアップして紹介しました。いずれもただ美味しいだけじゃない、大阪らしいこだわりの商品ばかり。ぜひ、大阪を訪れた際の参考にしていただければと思います。
道頓堀でくいだおれ太郎と同じビルにある土産処「いちびり庵」道頓堀店
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■いちびり庵 道頓堀店
住所:大阪市中央区道頓堀1-7-21 中座くいだおれビル1階
TEL:06-6212-5104
営業時間:10:00~22:00