浴衣で夏美人。コーディネートで魅せる浴衣スタイル

いよいよ夏本番！花火大会など夏のイベントには、浴衣を着て出かけたいですね。伝統的な浴衣のコーディネートも素敵ですが、TPOに応じて、浴衣の着こなしは多様化しています。今回は、セレクトショップによる独創的な浴衣コーディネートをご紹介します！

【CONTENTS】
Page１：アクセサリーづかいで魅せる、水金地火木土天冥海の浴衣
Page２：パートナーと選ぶ、ゆかたPOP-UP SHOP

生成りとグレーを基調に：はなゆかた×琉球絣りの帯

アッシュ・ペー・フランスのブランド「水金地火木土天冥海」は、限りなく無地に近い大人浴衣に、自由に小物を合わせて、コーディネートを楽しむ提案をしています。
半身は無地、半身は花柄の大胆で華やかな柄いきの浴衣。色は生成りとグレーの落ち着いたトーンでまとめていますので、全体的に可愛くなりすぎず、大人っぽく着こなしていただけます。帯と日傘で渋みある色を加え、耳から滴り落ちるような雫をイメージした水晶のピアスを合わせています。
渋みのあるトーンの琉球絣りの帯に差した、文庫革のがま口が、アクセントになっています。水晶のピアスが、お顔まわりを明るく照らしています。

水辺の蓮のイメージ：蓮色の近江縮みの浴衣× 琉球絣りの帯

昔ながらの近江縮みの技法で、美しい蓮色に染め上げた反物で仕立てた浴衣に、蓮モチーフのアクセサリーを合わせて、今らしさを加えました。浴衣よりも夏着物に近い雰囲気に仕上げた、ワンランク上の着こなしと言えるでしょう。
蓮のモチーフを重ね合わせることによって、水辺に浮かぶ蓮のイメージが際立ちます。

インディゴブルーを基調に：藍団浴衣×花織りの帯

インディゴの糸を織り込んだ格子の生地で仕立てた浴衣に、メンズライクな夏帽子、刺繍の帽子飾りとピアスも合わせた、洋服感覚のコーディネート。全体のトーンを抑えて、シックにまとめています。
お財布やコサージュの差し色が、無地感覚の着こなしに映えます。
次は、ユナイテッドアローズの「ゆかた」をご紹介します！