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完璧!プロが教える夏の超時短メイク直し術

日本の夏は湿度も気温も高いので、肌はジメジメしています。汗もダラダラとかきますし、おまけに皮脂も活発な状態!そこで、メイク崩れを防ぐ朝のベースメイクの基本術と、それでも崩れてしまった時の時短メイク直し術をお話しします。

夏目 円

執筆者:夏目 円

スキンケア・化粧品ガイド

夏の化粧崩れは朝のスキンケアで差がつく!

夏の化粧崩れを防ぐ方法は?

夏の化粧崩れを防ぐ方法は?

まず、朝の肌をチェックすることから、始めます。ポイントはTゾーンのベトつきです。かなりベトベトしているようなら、朝、洗顔フォームを使って洗います。それほどベトつきが気にならないようなら、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。過度な洗顔は、肌に必要な皮脂をとりさり、乾燥を加速させる原因のひとつになりますから、夏とはいえ、朝、洗顔する必要はありません。

そして、朝のスキンケア。ここがとくに重要なステップになります。まず、肌を引き締める「収れん化粧水」を使います。できれば、冷蔵庫でキンキンに冷やしておくとなお可。それをコットンにたっぷりとり、トントンと軽く肌をたたくようになじませます。すると、毛穴がキュッと引き締まると同時に、キメも整います。このステップをやるとやらないとでは、雲泥の差です。このテクは、ある化粧品メーカーのとってもキレイなBAさんに教えていただきました。とくに、夏の暑い季節には忘れてなりません!

続いて、化粧水。ケチらずたっぷりと潤いを与えましょう。水分が肌に浸透したかどうかの目安は、頬に手の平をあて、“ムギュッムギュッ”と吸い付くような音がするかどうか。よく、「肌が吸い付くように潤います」というコピーがありますが、水分がたっぷり肌に入っていると、本当に肌は吸い付くんですよ。時間があれば、コットンに化粧水をとり、顔全体になじませます。

そして、乳液です。乳液は、肌を柔らかくする働きがありますから、夏とはいえ、このステップをなおざりにしてはいけません。2プッシュ程度とり、顔全体になじませます。この後、普段使っている美容液をつけましょう。乾燥が気になるようでしたら、油分の少ないクリームやジェルで保湿を。1日中、エアコンのある部屋で過ごすような方は、肌の乾燥は避けられませんから、保湿対策は万全にしましょう。
 

ファンデは塗れば塗るほど崩れる!

いよいよベースメイクのスタートです。この季節、とにかく紫外線から肌を守らなければなりませんから、下地、ファンデーション、そして、パウダーと肌は3層構造になります(パウダリーの方は下地、パウダリーの2層構造ですね)。まず、下地の選び方ですが、皮脂が吸着する効果があり、なおかつ、毛穴やキメの乱れを整えるタイプのものがおすすめ。

このタイプの下地を選ぶだけで、かなり皮脂による化粧崩れを防ぐことができます。塗り方のポイントは、多く塗り過ぎないこと。パール一粒大を全顔の分量目安とし、顔の中心から外側に向かって塗ります。もし、Tゾーンが崩れやすいようでしたら、皮脂を吸着する部分用下地というものがありますから、それをプラスします。

続いて、ファンデーションです。私は、夏もリキッドタイプを使っています。リキッド特有のツヤのある仕上がり、そして、手間をかけた肌感が好きなのですが、もちろん、夏用パウダリーも優れていますから、それはお好みのもので構いません。

パウダリーの場合は、塗り過ぎに注意してください。メイクさんに取材をすると、半顔を仕上げるのに、スポンジにとるパウダーは1回分の分量で十分だそう。ファンデーションを塗れば塗るほど、メイクが崩れた時、悲惨です。

リキッドファンデーションの場合は、下地と同じ分量のパール一粒大が目安。顔の中心から外側に向かってなじませます。塗り終えたら、キレイなスポンジで余分なファンデーションを吸い取ります。その後、フェイスパウダーを顔全体に塗布。この時も、余分な粉は厳禁! 仕上げに何もついていない、フェイスブラシでさっさっと払いましょう。
 
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