おもてなしの心を感じる京都・錦市場『割烹なかじん』
京都錦市場でオススメのお店は『炭火と天ぷら 割烹なかじん』さんです。店主の中村一臣さんはもともと『虚無蕎望 なかじん』の店主。蕎麦を塩で食べるという、まさに蕎麦そのものの香りや食感を楽しむことができる食し方を生み出しました。しかし蕎麦アレルギーを発症し、惜しまれつつ閉店。しかしその後、蕎麦に変わる独自の麺を開発し、2009年1月から「炭火と天ぷら割烹なかじん」で再出発されました。
『炭火と天ぷら割烹なかじん』さんを一言で言うと、「クオリティとおもてなしの心が高い カウンター和食の割烹」。
今回はランチで訪問。ランチには「雪(1500円)」「月(2500円)」「花(3500円)」の3コースがありますが、今回選んだ月は「小鉢、本日の前菜、メイン、土鍋炊き有機ご飯、お漬け物、サラダ、おみそ汁、デザート」
前菜とメインは、それぞれ選べます。
この日の小鉢は、壬生菜とゆばのお浸し。見た目も味もとっても上品。生湯葉と壬生菜の異なる食感も楽しめます。
本日の前菜は、明太子の青じその生湯葉巻き等の前菜三種盛り合わせ。生湯葉巻きの優しいお味の中に青じその風味がアクセントで効いていて、お酒が進みそうな一品でした。色もとっても綺麗で、おもわずうっとり。
メインは地鶏と野菜の天ぷらセット。地鶏はふんわり軽く揚がっていて非常に柔らかい。噛んでもほとんど繊維を感じず、その口当たりはまさに感動的。自家製の雲丹塩であっさりしているのにコクある一品に。蓮根やかぼちゃなどの野菜もサクッとしていて、どれも食べてしまうのが惜しいくらいでした。
まさに一つ一つの料理に店主の気持ちがこめられています。きっと素敵な時間を過ごすことができるはずです。4500円のランチやディナーでは店主開発のオリジナル麺をいただくことができますので、興味ある方はぜひ。
住所:京都府京都市中京区高倉通六角上ル滕屋町175
電話番号:075-257-2288
地図:Yahoo!地図情報