葬儀・葬式/お葬式での失敗談

墓地敷地・墓石・業者の選び方

墓地の購入は、墓地分譲地と墓石建設に分けられます。墓地購入時の購入者の心の持ち方は、先祖の為に作るのではなく、「自分の住処として」選定する事が必要です。

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墓地の購入は、墓地分譲地と墓石建設に分けられます。
墓地購入時の購入者の心の持ち方は、先祖の為に作るのではなく、「自分の住処として」選定する事が必要です。

墓地敷地の選定ポイント

まず、墓地敷地の選定です。自分の気に入った場所を選ぶのが第一です。雰囲気、景色、価格、日当たり、水はけ、交通の便……等々。これらの事は、すべてを満足する事は出来ないと思いますが、めったに行けないお墓は、実に寂しいですし、大変粗末になりがちです。交通の便は自家用車の使用なども考慮し、最低限考えておきましょう。

更に、既に両隣に墓石が建っている、中間の空き敷地が理想的です。お墓は1度建設すると50年~100年は建て直しはしないものです。両隣がすでに出来上がっていれば、バランスのとれたお墓の建設が出来る事となります。しかし、お墓にも流行があります。いずれは、時代遅れの旧式になる事は覚悟しなくてはなりません。あまり流行に流されず常識的な形とすることも、今後この墓を守ってくれる子孫の為となります。

墓石の選定ポイント

次に、墓石の選定ですが、これは信頼できる業者の適格な選定で、ほとんどが決まるものです。これが一番大事な事です。
墓石を扱っている業者は大きく次の3種に分類できます。
1. 仏具販売業者(全国チェーンもある)
2. 葬儀社の仏具販売部門(そのほとんどの業者が墓石等をを扱っている)
3. 古くからの石材業者(数は少ないが石材専門業者がある)
各業者とも、墓石の販売には力を入れており、見積もりを依頼すれば直ぐに対応してくれます。

見積もり金額は、一般的には順に安価になる傾向にあります。更に、墓石(一般的に御影石)の色は、黒色→灰色→白色の順に安価になる傾向にあります。
しかし、石材は価格が有って無い様なものであり、種類により価格は大幅に変動することになります。ほぼ同一の仕様で見積もりを依頼しても、業者により100万円くらいの差がある事は一般的です。ただ、安いだけで、業者を決定する事は大変危険な事です。

信頼できる業者の選定基準

では、価格相応の材料を使い、誠心誠意仕事をしてくれる、信頼できる業者の選定基準は、
  • 信頼できる会社(評判、実績、ポリシー)
  • 信頼できる営業担当(約束を守る、相談に載る)
  • 安易に値引きに対応しない(自信がある見積)
を考慮すべきです。

最も信頼できる業者を自己責任で選定し、大事な一世一代のお墓の建設をして頂きたいと思います。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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