妊娠検査薬の思い出 in スペイン

スペイン

シエスタの時間は多くのお店もクローズ

1歳1ヶ月で訪れたスペイン。マドリッドのバールでは陽気なお兄ちゃんたちと踊りながらパエリアをはじめて口にし、マラガのピカソ美術館ではガードマンに遊んでもらい館内に「キャッキャ」という声が響いた。アルハンブラ宮殿のトイレに設置されているおむつ台でおむつを替え、バルセロナのカフェでチュロスをココアにつけて食べた。

どれも思い出たくさんなのだが、この旅行のハイライトはバレンシア。オレンジの木が街中いたるところにあり、タイルなどにもオレンジの絵が描かれているオレンジ色の街。体調が本調子ではない私は風邪薬を買おうと、1ブロックに1つはある薬局にかけこんだ。そのとき、3日間続けて見ている不思議な夢を思い出し、「ベベ、えーっと、チューブ、じゃない、スティック?」と私的スペイン語風なものをしゃべり、妊娠検査薬を頼んだ。

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旧市街の中心にあるカテドラル

店員さんは例の棒を出してきて使い方を説明してくれた。ここが青くなったら「シー、ベベ(妊娠している)」色が変わらなかったら「ノ、ベベ(妊娠していない)」のような感じ。結果は「シー、べべ!」友人が妊娠した夢、分娩室にいる夢、そして両親が生まれたばかりの女の子を息子に見せている夢をここ数日見続けていたので、もしかしたら、という気はしていた。息子の妊娠を知ったときも、夢を先に見たから。やはり生まれてきたベベ(赤ちゃん)は女の子だった!

新しいベベの存在を知った夫は、ポルトガルでさっそくベベのポートワインも探した。まだ年も明けたばかり、そんなものはあるはずもないが、2児の父親になる喜びをいろんな人に伝えたいらしい。

子どもの生まれた年の最高級のポートワインを購入し、子どもたちの結婚式でそれを開けたいというのが彼の希望である。あいにくポートワインができるには数年かかるそうで、残念なことに息子の生まれた年のポートワインはまだ作られていなかった。