必見の「A-standard」ギャラリー
「A-standard」のギャラリーを訪れると、まず目に入るのが大きなテーブルだ。先述したコモンスペースに実際に設置されるものを見ることができる。マンションの共用部分、しかも決して大規模ではないマンションに設置されるテーブルにしてはあまりにも大きいことに気づくと思う。しかし、それと同じぐらい強い印象を受けるのがふたつのモデルルームだ。より独創的なのは「doma(土間)plan」だ。玄関ドアを開けたその場から広がるタイル張りの“土間”スペース。そしてその奥にわずかな段差を設け、ガラスの引き戸で隔てられたリビングルーム。表層の素材を変え、建具を変えたということでは決して説明できない新鮮な驚きがある。都心マンションでは高級な素材を使い、豪華な家具を配して魅了するといった感じのモデルルームが多いが、その対極と言って差し支えないだろう。とはいえチープな設備仕様ではないことは言うまでも無く、“機能的”という言葉がピッタリな印象だ。昨今受けているシンプルな北欧風デザインなどと共通するイメージとも言える。もちろん万人受けするというわけではないだろうが、実際のところかなり好評のようだ。「doma (土間)plan」にするには、価格にそれなりの費用がプラスされるにもかかわらず希望する人が少なくないこともその証左となろう。
「doma(土間)plan」 ※モデルルームを撮影(2012年4月)したもので、照明・仕様等は実際とは異なる場合があります。また、家具・調度品・オプション等は価格に含まれません
天然顔料を最大限使用し、ひとつひとつハンドメイドで生産される英国製塗料「ファロー&ボール」
もうひとつのモデルルームの特徴は、居住性の高さである。限られた面積でより快適な居住空間を実現するため、ドアを引き戸とし無駄なスペースを排除、居室の有効面積を高めている。一方で1LDKタイプにもウォークインクロゼットを設けるなど収納へのこだわりが強く感じられるプランが多い。収納については特に女性のニーズが高く、収納の少なさ・小ささがネックで販売苦戦する都心コンパクトマンションも多い。こうしたことからも新ブランド立ち上げに向けてきっちりとユーザーマーケティングを行ったことが推察できる。
「ベーシックプラン」リビング・ダイニング・キッチン ※モデルルームを撮影(2012年4月)したもので、照明・仕様等は実際とは異なる場合があります。また、家具・調度品・オプション等は価格に含まれません
第1弾「渋谷桜丘」は順調。第2弾は「本郷三丁目」
「A-standard 渋谷桜丘」はすでに販売がスタート、正直に言えば決して安くない価格設定ながら順調なスタートとのこと。渋谷駅徒歩6分の近さで現地目の前には南平台の高級住宅地が広がる立地評価も大きいと考えられるが、「A-standard」のコンセプト理解もあるだろう。そして第2弾は「A-standard 本郷三丁目」である。こちらも東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩5分の好立地。都心アクセスの軽快さは説明するまでもなく、エントランスホールと駐輪場を融合させたコモンスペースのアイディアも、好立地ゆえ自転車利用のユーザーを見込んでのことだと推察する。ついでに付け加えると「A-standard 本郷三丁目」コモンスペースの大きなテーブルの下には、居住者専用ロッカーが設置される。ランニングシューズやヘルメットなどの保管スペースとして重宝しそうだ。
「A-standard渋谷桜丘」外観完成予想図※現地より約20m、前面建物上から撮影(2012年3月)した眺望写真と、図面を基に描き起こしたCGを合成したもので実際とは異なります。
また「A-standard 本郷三丁目」の立地特性を語る上で重要なのは、上層階からの借景である。眼下に東大の広大な敷地を見下ろし、その先に上野の森を望める景色は「文京区本郷」ならではのロケーションだ。都心の好立地を得て、ずっと以前から大切なものとされながら忘れがちだった“人とのつながり”を重視した「A-standard」というコンセプトを採り入れた住まい。これからの都心居住のあり方のひとつとして大いに注目される新ブランドだ。
東京大学の緑を借景に「A-standard 本郷三丁目」※現地周辺から撮影(2011年11月)の眺望写真にCG加工を施したもので実際とは異なります。
「A-standard」コンセプトページ≫
提供:京阪電鉄不動産株式会社