定期保険・医療保険をまとめ払いすると割引される!
生命保険の保険料は、期間をまとめるほど割引額が増え、安くなります。どれくらい安くなるかは、保険の種類、被保険者の年齢・性別、満了までの期間、保険料払込期間で異なります。某生命保険会社の定期保険と医療保険の例をみてみましょう。●定期保険(30歳・男性、3000万円・20年満了で加入した場合)
・月払い保険料……4,046円×12か月=48,552円
・年払い保険料……47,629円
月払いより年払いの方が923円安くなります。
●終身医療保険(30歳・男性、入院日額1万円・65歳払済で加入した場合)
・月払い保険料……3,917円×12か月=47,004円
・年払い保険料……45,764円
月払いより年払いの方が1,240円安くなります。
クレジットカード払いができる保険会社なら、ポイントも貯められます。保険会社に連絡して、保険料の払込方法の変更手続きについて確認しましょう。
国民年金保険料もまとめ払いで4000円以上オトク
サラリーマンが加入している厚生年金の保険料はまとめ払いできませんが、自営・自由業者が加入する国民年金は保険料のまとめ払いができます。(自営・自由業者の人は、ボーナスはありませんが、もらったつもりでまとめ払いをするとオトクです)国民年金保険料は、毎年度(4月~翌3月)改訂され、平成30年度は月16,340円です。口座振替(クレジットカード払いも)で1年分をまとめて払うと4,110円、半年分のまとめ払いは1,110円の割引があります。後期分(10月~翌3月)のまとめ払いの手続きの締め切りは8月末なので、なるべく早く手続きを。今回は、半年分のまとめ払いをして、来年早々には年払いへの変更手続きをするといいでしょう。年払いへの変更手続きの締め切りは2月です。
国民年金保険料もクレジットカード払いができ、ポイントを貯められます。金額がけっこう大きいので、貯まるポイントも大きいですよ。クレジットカード払いにするには、「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」の提出が必要。書類は近所の年金事務所に行くか、ホームページからダウンロードするかで入手できます。
なお、どちらのまとめ払いも、一度、手続きをすると、毎年、自動的にまとめ払いされます。ただし、「ボーナスがあるから大丈夫」という慢心は禁物です。ボーナスが減ったりなくなったりすると保険料の支払いが難しくなるからです。今回、まとめ払いした後は、毎月、保険料を払っているつもりで、年払い保険料÷12の金額を積み立てるようにしてください。