マレーシアの中国系料理4 鶏手羽先
見事に飴色な手羽先。酸味のあるチリソースをつけて食べる
ブキビンタンの屋台街・アロー通りや中国系レストランで味わえる鶏の手羽先。飴色の皮はパリッと焼かれ、中はとってもジューシー。この旨さの理由は、高温の炭火で、鶏手羽先をくるくる回し、時間をかけてじっくり炙っているから。炭の香ばしい香りもほんのりまとっていて、タイガービールがぐびぐびすすんでしまいます。醤油ベースの漬けダレに6時間マリネした深い味わい。手羽元と手羽先の2本で1セットです。
マレーシアの中国系料理5 経済飯(エコノミーライス)
ベイビーカイラン、チョリソーの生姜炒め、四角豆を選んだ経済飯
料理の名前ではなく、食事のスタイル。屋台やフードコートでよく見かけるもので、マレーシア人がいちばん好む食事方法です。はじめにお店の人にご飯をよそってもらい、目の前に並んだ惣菜のなかで、好きな料理を好きな分だけお皿に盛ります。青菜の炒め、ブラチャン茄子、豚生姜炒め、というように野菜系2種、肉系1~2種ぐらい乗せればじゅうぶん。最後にお皿をレジの人に見せて会計します。
マレーシアの中国系料理6 飲茶
ぷりぷりの海老焼売、ヤム芋揚げ、大根餅、エッグタルトが人気
「飲茶って、日本でも食べられるでしょ」と安易に思うなかれ。新鮮魚介、職人手作りの皮、蒸し立てで味わうマレーシアの飲茶は、本場中国を凌駕するレベルの高さ。にも関わらず、著名ホテルの中国系レストランでランチ1500~2500円で堪能でき、「オールユーキャンイート」という食べ放題もあったりと、お得なのです。特徴的なのは、タレ。マレーシアではチリソースと甘口醤油の2種が通常で、「ソイソース!」というと醤油が運ばれてきます。
マレーシアの中国系料理7 蟹料理
チーズソースの蟹料理。ソースはパンに付けて残さず頂く
日本の蟹料理は、蟹身をしっぽり味わうものですが、マレーシアのはまったくの別物。フライパンに殻ごと豪快に放り込み、ソースを絡めて炒めた料理です。蟹本来の味より、どのソースを絡めるかが重要で、シーフード専門店ではチーズソース、チリソース、アッサムソースなど多種のソースがウリになっています。また、蟹の殻を砕くためのハンマーが各テーブルに用意されていて、店内は工事現場さながらの喧騒です。
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