日本最古の電波塔がすっきりきれいにリニューアル
名古屋のシンボル、名古屋テレビ塔。繁華街・栄のど真ん中にスラリと立つ、まさしく街のランドマークです。高さは180m。昭和29年に全国初の集約電波塔として建てられました。以来、半世紀以上にわたってアナログ放送の電波塔という役割を果たしてきましたが、デジタル放送への完全移行によってその役目は終了。この度、約4ヶ月の休業期間を経て、リニューアルオープンしました。
生まれ変わった新生・テレビ塔は、アンテナが撤去されてすっきりスリムに。また7年に1度定期的に行われている塗装工事も行われ、シルバーの輝きがアップしました。
スリム化もピカピカ化も見慣れている人でないと気づかないでしょうが、でも、筆者のように普段から見ている者からすると、確かにハッとするほど輝きがあってきれいになっています。
地上90mのスカイデッキ、地上100mのスカイバルコニーから街を見下ろす展望台としての魅力は従来通り。名古屋の街並みから遠くは鈴鹿山脈や御嶽山など、グルリ360度の大パノラマが広がります。もちろん美しい夜景も楽しめます。
新しいお楽しみ機能として加わったのが音声ガイド、ボイスペン。スカイデッキの周りに眺望できるスポットの展示パネルがあり、そこに記された音声ガイドマークをペン先でタッチすると、それぞれのスポットの解説を聞くことができます。名古屋初心者の人には、その後の市内観光の参考にもなって便利です。