最後から二番目の恋
2012年・冬ドラマでかかさず見ている番組のひとつが「最後から二番目の恋」です。中年男女の「人生、これから消化試合なのか、いやいや、まだまだ花ある人生なのか」の葛藤が描かれています。
なんて、はまったのはそんな大げさなものではなくて、主演の小泉今日子と中井貴一の掛け合いが最高に面白おかしく、身につまされるところもあり、ついついうなずきつつ、つられ笑いしつつ、自分もその場にいるのではないかと引き込まれてしまうところです。
中井貴一は、今まで端正な顔立ちで上品で面白みのないイメージだったのですが、今回は愛すべき普通の中年男性を演じていて、いい味出していて、好きになりました。
小泉今日子は豪快で、男前で、それでいてチャーミングで演じているのか、あれがそのままのキョンキョンなのかわからないくらい自然な感じで今まで以上に好きになりました。お友達になりたいくらいです!!
「最後から二番目の恋」、私の勝手な解釈で、いくつになっても恋はできる、恋をしていたい、だからこの今の恋は最後ではなく、常に最後から二番目なんだ、という人生、死ぬまで捨てたものじゃないという応援ドラマなんじゃないかなと思っています。
主題歌の浜崎あゆみの曲、「How beautiful you are」も
「あなたはあなたが思う以上に美しい」ってところ
あなたは捨てたものじゃない、もっと自信を持って、と
言われているみたいで、ちょっと泣けてきて、もっと頑張ろうって気になります。今、女を捨てている私(苦笑)への応援歌です。
このドラマ、中年男女への応援ドラマであり、若い人たちには人間年とるのも悪くないよ、いい年齢重ねろよってメッセージになっている気がします。
今日も一日ありがとう、何げない日々に感謝しつつ。