自律神経失調症/自律神経失調症・OD・本態性振戦

自律神経の乱れが便秘を引き起こす(2ページ目)

便秘に悩まされているほとんどの人の自律神経バランスは崩れています。副交感神経の働きを高めてやることで、腸内環境が整い、便秘は解消する方向に向かいます。ここでは、自律神経と腸内環境の関係をご説明し、さらに副交感神経を高めるためのちょっとした行動をご紹介します。

小林 弘幸

執筆者:小林 弘幸

医師 / 自律神経ガイド


自律神経の切り替えが大事

交感神経と副交感神経は、一日の中でリズムを持って働いています。交感神経は朝から上がり始め、昼をピークに夕方に向けて下降します。一方、副交感神経は昼から上がり始め、夜中をピークにして、朝方に向けて下がっていきます。この2つの自律神経の切り替えが正しく行われることが重要になります。

みなさんは、体内時計という言葉をご存知でしょうか? 人間の体の中には、時間の流れを管理してホルモン分泌や新陳代謝など、時間ごとに行動をおこさせる機能があります。これまでは、そのような体内時計が脳の中に存在すると考えられていましたが、最近の研究では細胞それぞれに時計遺伝子というものが存在し、これが時間を管理していることがわかりました。

自律神経の切り替えには、この時計遺伝子を作動させることが重要です。そのために鍵となるのが、朝の太陽の光と、朝食です。

朝起きたら、まずカーテンを開けましょう。曇りの日や雨の日でも、窓際であれば時計遺伝子をリセットするために十分な朝日が得られるはずです。時計遺伝子をリセットすることが自律神経の乱れを整える第一歩です。仕事の関係で、夜働いて、朝寝る生活をしている人でも、一日に一度は太陽の光を浴びてください。人工の光では、時計遺伝子はリセットされません。夕方でも構いませんから、一日一度は日光を浴びて、時計遺伝子をリセットしましょう。

朝の光と並んで、朝食を食べることも大事です。実は、時計遺伝子をリセットして作動させるためなら、朝食に何を食べてもかまいません。バナナ1本にヨーグルトという朝食でも十分です。あくまでも朝食をとる習慣をつけることが大事なのです。

<関連サイト>
自律神経測定サービス Lifescore
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