夫婦関係/夫婦円満のコツ

夫婦の危機を招かないフェイスブックの使い方(2ページ目)

最近、利用者が急増しているFacebook(フェイスブック)。実名主義のSNSゆえに、使い方によっては夫婦間のトラブルの種になることもあるようです。適切な使い方を知って、夫婦仲向上に役立てましょう。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

「公開範囲」にご用心

「Facebookはプライバシーが心配」という多くの方が誤解しているのは、「Facebookはすべてのコンテンツが公開されてしまうのではないか」という点です。知らない方も多いのですが、Facebookにアップするコメントや写真は、個別に公開範囲が設定できます。「自分のみ」「家族や親しい友達など特定の人まで」「友達まで」「友達の友達まで」「公開」と設定を分けられるので、そこをキチンと管理することで、プライバシーを守ることができますし、「自分のみ」にして、日記代わりに使うことだって可能なのです。

公開範囲が「友達まで」ならば、自分の知っている方の範囲でとどまりますが、「友達の友達まで」としてしまうと、自分が全く知らない人にも公開されてしまう、など、情報がどこまで拡散していいくのかをきちんと理解したうえで、コンテンツをアップすることが大事です。この使い分けができれば「昨日は言い過ぎちゃった。ごめんね」の様な家族向けのメッセージを友人にも公開してしまったり、周囲に内証で出かけた旅行のプライベートな写真を見しらぬ人に公開しなくてすみます。旦那様と「友達」になっていないからといって旦那様の悪口を書きこんだら、まわりまわって、旦那様本人の耳に入った、なども十分あり得ますので要注意。必要な人に必要な情報を届ける方法が分かれば、リアルな知人との交流をいろいろと楽しむことができます。
 

Facebookの夫婦仲向上に役立つ使い方

利用上の注意点が分かったら、まずは夫婦それぞれが自分のアカウントを作ってみましょう。もちろん、それをお互いの「個人的な場」として「友達」や「家族」に設定しないのも悪くはないですが、せっかくなら夫婦で「つながって」みましょう。PCはもちろん、スマートフォンなどからも気軽に書き込みができるので、ちょっとしたつぶやきをアップしたり、おいしかったランチの写真をアップしてみたり……。メールと違って、返事をかかなければいけない、というプレッシャーなしで、緩やかに相手の存在を感じて繋がることができます。「あ、こんなところがあったんだ」とそれぞれの意外な一面を発見することができるかも……。

また、妻の友人、旦那様の友人などは意外に知らないもの。旦那様のフェイスブックを眺めていると、旦那様の友人関係も自然と把握することができます。

もちろん、Facebookのアカウントは緊急時のコンタクト先としても役に立ちます。先の東日本大震災の時には、通信制限がかかり、ほとんど通話もメールもできなかった携帯電話の代わりに、ツイッターやFacdebookで安否確認をしたという人も少なくありませんでした。いざという問いに「つながる」手段をたくさん持っているに越したことはありません。

現実とネット上の壁を取り払い、つながることのできるフェイスブック。上手に使いことで、現実の夫婦のきずなをより強くしてくれるサービスといえそうです。
 


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