確かに大きいが、それをあまり感じさせない本体
GALAXY Note SC-05Dの特徴は、これまでのスマートフォンの二回りは大きい、5.3インチ液晶を搭載した本体だ。4.7インチを搭載する大型スマートフォンのGalaxy Nexusと比べるとGALAXY Note SC-05Dの大きさがよくわかる。5.3インチ液晶のGALAXY Note SC-05D(左)と4.7インチ液晶のGalaxy Nexus(右)
重量は184gと、スペック上はかなり重いのだが、実際に手にもつと意外と軽く感じて持ちやすい。軽く感じるのは9.7mmという本体の薄さが大きく影響している。
GALAXY Note SC-05は本体面積の大きさにくらべ、薄さが通常のスマートフォンと同程度に抑えてある。片手だと全体の1/4ほどを持つことになるのだが、これでも十分に本体を支えることがきる。このため視覚的には大きく感じても、実際に手にもった感覚は通常のスマートフォンと同じように感じるのだろう。
片手でも十分持つことができる
その5.3インチの液晶は圧倒的な視認性を誇る。サイドフレームはかなり細めに見えるが、Nexusより多く取ってあり、強度に配慮してある。
5.3インチの液晶は圧倒的な視認性を誇る
下部の操作ボタンは、左が「メニュー」、右が「戻る」キーでタッチパネル。中央の「ホーム」キーはハードボタンとなっている。
押しやすいハードタイプのホームボタン
電源ボタン+ホームボタンでスクリーンショットが撮影できるのだが、付属のSペンのボタンを押しながら画面を長押しすることでも撮影できるのが面白い。
右側面上部にある電源ボタンは、細い形状だが指の腹ほどの長さがあるため押しやすい。サイドフレームはシルバーメタリックなデザインとなっており、GALAXY Note SC-05アクセントにもなっている。
十分な長さがあり押しやすい電源ボタン
左側面上部にトグル式の音量上下ボタンを備える。こちらも長さが十分にあり、上下を判別しやすく、操作しやすい。
縦に長い音量の上下ボタン
上部には、中央右寄りにヘッドホン端子を備えている。
上部はヘッドホン端子のみ
底面中央にはmicroUSB端子があり、左側にSペンを収納する。Sペンは電磁誘導式でGALAXY Note SC-05専用ペンとなるため、静電式を採用しているほかのスマートフォンでは利用できない。
GALAXY Note SC-05専用のペン「Sペン」が収納できる
背面は外枠部分が丸みを帯びているが、全体はフラットな形状。上部に810万画素カメラを搭載し、LEDフラッシュは右側に配置されている。
フラットな形状の背面
背面カバーは、電源ボタンの背面側にあるくさびに爪をかけると外せる。搭載バッテリーは2500mAhと、タブレットを除くと現状(2012年4月10日現在)のスマートフォンとしては最大となる。
バッテリーは2500mAhとスマートフォンとしては最大だ
次のページでは、GALAXY Note SC-05Dの最大の特徴、Sペンについて解説しよう。