眠れなくなる宇宙の話

私が宇宙にまつわる本でオススメしたい作品は、宇宙物理学者である佐藤勝彦氏が書いた『眠れなくなる宇宙の話』です。

この本は、宇宙に興味はあるけれど、実際何から読んだらいいか分からない一般の方、あるいは文科系の方が入門書として読むのに適しています。

導入部分からしばらくは人類の宇宙論の歴史、宗教や思想の側面に光を当てて入っていく構成です。難しい物理学の知識がない方でもスラスラ読み進められますし、語られる口調は心地よく文章も平易なので、内容が頭に入ってきやすいと思います。

後半の章はいずれも現代の宇宙論を語るのに欠かせない、「相対性理論」、「ビックバン理論」、「インフレーション理論」「量子学」「特異点と虚数時間」「超ひも理論」などがざっくりと語られますが、さすがに内容を理解するのは大変難しいので、普通の読者としては今はこういう風に科学は宇宙を捉えようとしているんだな、くらいの把握の仕方で十分だと思います。

佐藤勝彦氏は、少し前にNHKの「爆笑問題のニッポンの教養」で紹介されていた教授で、その時に興味を持って、後に図書館でこの教授の著作の1つということで読んでみたのですが、本のタイトルのとおり宇宙に対するロマンや想像力をかきたてられるのでいろいろな考えが頭の中を巡って眠れなくなるような面白さの好著でした。

宇宙に興味がある方はぜひ一度手にとってみることをオススメします。

 




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