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パナソニック ホームベーカリー SD-BMS104(3ページ目)

高級食パン「パン・ド・ミ」コース搭載のほか、レーズン・ナッツの自動投入の量が1.8倍に。余ったご飯を利用する「ごはんパンコース」や、生チョコが作れる機能などが新たに加わりました。ホームベーカリー初心者はじめ、2台目の買い替え検討中の人には、手作り食パンのグレードアップが期待できそう。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

季節や室温で時間を微調整して安定度高し

焼成

安定して焼けるのは、ホームベカリーにとって一番大切な要素

室温や予約の状況などによって、ドライイーストの自動投入タイミングを変える機能は、前機種のSD-BMS102と同様。季節や室温に左右されずに最適の状態で焼き上がるように調整してくれるので、焼くたびにパンの状態が変わってしまう、といったこともありません。パン作りは気温や湿度によって微妙に焼きあがりが変わってくるので、季節によって水の温度を変えたり、焼成時間を微調節する自信のない人は、こうしたおまかせ機種が便利です。

 

温度管理が難しい生チョコのコース搭載

生チョコ

家庭でも本格的な生チョコが失敗せずに作れるのはうれしい

ケーキやジャム、うどんやパスタなどのアレンジメニューコースは他メーカーでも多数用意されていますが、生チョココースを搭載しているのはパナソニックだけ。温度調節が難しいと言われているチョコレートですが、自動加熱撹拌で約17分で生地が作れます。頻繁にチョコレート作る人や、バレンタインの時期には重宝しそうですが、チョコレートがついたパンケースは少々洗いにくいという難点も。活用するか否かは利用者に委ねられそう。

 


遠赤フッ素パンケースに仕様変更

パンケース

左が遠赤外線フッ素加工された新機種のパンケース。右が従来機種のもの。

前機種との大きな違いのひとつが、パンケースの仕様変更。パン・ド・ミを短時間でパリッと焼くために、内部が遠赤フッ素加工となり、外側の塗装も変わり、前よりも多少重量度が増したように思います。実際には、焼きあがったパンの離れ具合もよく、汚れも落ちやすくなったのは歓迎。個人的な感想なのですが、焼きあがりのパンケースをミトンをはめた手で取り出すときに、他メーカーの機種に比べてケースの取っ手が取り出しにくいのが唯一の難点。焼き上がりは高温でやけどの危険があるので、注意して取り出してください。


具材ケースが大きくなった分、高さがアップ

デザイン変更

具材の投入ケースが大きくなった分、カバーに凹凸ができて高さが増した。左はガイド宅にあるSD-BMS102

具材の自動投入ケースが1.8倍の大きさになった分、本体の高さが23mmアップ。小さな差ですが、ホームベーカリーの蓋は上部に大きく開くため、設置場所によっては開閉がしずらくなる場合もあるので注意して。色はノーブル・シャンパン1色のみ。文字部分の背景がすっきりと白い色になり、読みやすくなったのは非常によいと思いますが、前機種同様、液晶画面は少々見えにくく、深夜や早朝の薄暗いキッチンでは文字が識別しづらいのが残念。老眼鏡が必要な熟年世代にとっても、液晶画面の見えにくさの課題は残ると思います。

 


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