メンテナンス:ゴミ捨ては楽だが、フィルターの交換頻度が高め
上:ダストボックスは丸洗いOK、ダストボックスの上にあるフィルターは2~3回の使用を目安に交換/下:ハンディークリーナーはフィルターが2つ、ダストボックス側は丸洗い可能
ダストボックスは上から取り外すタイプ。フタを開けるとフィルターがあり、フィルターの下がダストボックスになっています。ボックスは水で洗えます。フィルターは2~3回(1時間)程度使用可能ですが、こまめな交換が必要でしょう。吸い込み部にブラシがあるので手入れは必要ですが、ブラシの目が密集しているタイプではないので、そんなに手間はないと思います。また、ハンディークリーナーの手入れも必要です。ダストボックスは水洗い可能です。また、ダストボックス側と本体側2か所にフィルターがあります。これらは最大30分程度の使用を目安に交換が必要です。
購入時のセットには、本体用のフィルター(両面エアークリーンフィルター)が60枚(30枚×2パック)と、ハンディクリーナー用のフィルター大小各50枚が同梱されています。購入後しばらくは消耗品を購入する必要はありませんが、定期的に購入する必要はあります。
独自性:技術・使い安さ・デザインともに個性アリ!
ハンディクリーナーは、巾木の上など本体が掃除できない部分を補うのに重宝します
先の注目ポイントでも触れましたが、やはりハンディクリーナーがセットになっている点が最も独創的と言えるでしょう。また、真空吸入方式を開発している点も、独自の技術です。さらに、カラーバリエーションも豊富なのも他社にない魅力。技術力・使い勝手・デザイン力ともに、独自性満載の製品です。これからの進化が楽しみなメーカーです。
デザイン:カラバリ含め好感があるデザイン
スッキリした印象に加え豊富なカラバリが◎
本体はいわゆる円盤型ですが、癖が無くスタイリッシュな印象。操作ボタンも最小限にしてすっきりさせているのも功を奏しています。カラバリが豊富なので、インテリアのイメージに合わせたりアクセントとして好みの色が選べて楽しいのも◎。充電ステーションが大きいので設置スペースはやや必要となりますが、ハンディクリーナーの置き場と充電を兼ねているので、許容範囲と言えるでしょう。
まとめ:基本性能も高くお得度が高い製品
集じん方式も独自の技術があり、ハンディ掃除機もセットでこの価格はお得と言えます。しかし、全ての掃除をこれ一台で網羅できると思うのは過信です。家具が複雑に置いてある部屋だと本体がうまく入り込めないことや、薄い敷物はからんでしまうこともあるなど、マシンの得意・苦手をしっかり理解して使うことを念頭に、上手につきあう気持も必要です。お掃除ロボットの個性を正しく理解すれば、投資に見合った満足度は得られる製品です。