基本性能:独自のサイクロン方式と人工知能搭載
上:標準モードのトルネードブラシ+ブラシカバー/下:髪の毛やペットの毛が多い時に使うヘアモード
集じん方式に、真空吸入方式(サイクロン方式)を開発し採用しているのが特長。吸い込み口にある回転ブラシ(トルネードブラシ)をセットしてもしなくても運転可能です。標準的な掃除の時はブラシ+ブラシカバーで使用しますが、髪の毛やペットの毛が多い時は、ブラシを外して細いスリットのヘアモード用カバーを使用します。このようにホコリの状況に応じて吸い込み部分のパーツを変えるのは、独自の仕様です。
1回で取れたホコリはこれくらい
動き方は、集中掃除→自由進行掃除→壁面コーナー掃除→自由走行掃除→格子進行掃除→自由走行掃除と、4つのモードを繰り返して行う人工知能プログラム搭載。また、空間の広さを把握してから巣を作る雲の生態からアイディアを得た「SSW(Spider Spinning Web)モードを搭載しています。技術的には高性能ですが、空間が複雑になると動けるスペースをうまく認識でないこともあります。特に、L字型ソファで空間が区切られていたり、ダイニングテーブルの下で椅子の脚があるスペースなどが苦手な印象でした。
運転時間は60分・30分・連続(L)の3つ設定できます
汚れを感知してホームベースに戻るのではなく、60分・30分という設定時間で戻るタイプ。運転時間を設定しているので、いつ終わるか分かるのでストレスがありません。また、しっかりした置き敷きのカーペットなどは乗り越えますが、薄手の敷物(キルティングのこたつカバーのようなもの)だと乗り越えることができず、エラーが出てしまうこともあるので、運転前には外すか、しっかり固定するなど対処することをおすすめします。
満充電になると「FU」と「LL」の文字が交互に延々点滅するので、目に入るところに置いてあるとやや気になる
細かいことですが、満充電になると操作パネル部分のディスプレイに「FU」と「LL」の文字が交互に表示されるためネオン状態のようになります。リビングなど長く居る部屋に置いてある場合、常に点滅していると目に入って落ち着きませんし、省エネ的にもイメージが良くないので、ぜひ改善して欲しいと思います。