カバー+保護シートを越える使い勝手を目指して

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iPod Style(http://www.ipodstyle.net/)主宰、戸津弘貴氏

恒例のiPhoneケース・ベスト5、今回はiPhone4S用ケース編です。今回も、iPodの時代からずっとiOS機器の情報を発信し続けているiPod Style主宰の戸津弘貴氏と一緒に、iPhoneケースの最前線から、これは! というケースを選びました。

iPhoneをはじめとするスマートフォンは、どれも前面に大きなタッチスクリーンを持っているため、ケースに入れたままで操作できるようなデザインは、どれも似たような物になってしまいます。ただし、似たような物だからこそ、細部で差がつくので、実際使ってみると使い勝手は全く違います。でも、使ってみないと分からない差違は、店頭では全く分かりません。今回は、そういう、実際の使い勝手を重視した選択になりました。

一方で、ケースから出して使うタイプは、様々な形やアイディアに溢れていて、それぞれおもしろいですが、iPhoneは頻繁に手に取る機会が多いためか、ケースに入れたまま使えるタイプ、または背面のカバーに画面保護シートの組み合わせに、どうしても人気が集まってしまい、影が薄い存在。しかし、かつて携帯電話のケースはほぼ全て、ケースから携帯電話を取り出して使う物でしたし、実際、iPhoneはケースなしの状態が使い勝手で言えば、最も使いやすい事が多い機器です。このタイプのケースも、良い物は積極的に取り上げたいというのが、ガイド納富とiPod Style戸津さんの共通認識です。

さらに、既に何度も1位を獲得している名品、例えばrethinkの「iPhone Sleeve」などは、殿堂入りとして、今回は外しています。良いケースは、iPhone自体の世代が変わっても、それぞれに対応したものが作られていますので、このシリーズの過去記事を参照してみてください。

というような感じで選んだ、2012年のiPhone4Sケースベスト5は、以下のようになりました。いつもの通り、順位はガイド納富とiPod Style戸津さんの好みによるもので、それぞれのケースにハッキリとした序列があるわけではありません。

第5位
LifeProof「LifeProof Case Gen2 for iPhone4 / iPhone4S」8800円

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LifeProof「LifeProof Case Gen2 for iPhone4 / iPhone4S」8800円

いわゆる防塵、防水のケースの中で、このケースくらいカジュアルと言うか、気軽に使えるサイズとルックスの製品は少ないのです。多少、価格は張りますが、iPhoneの操作感がサイズも含めて損なわないため、普段使いも問題ありません。ジップロック的な防水ケースではなく、カッチリとiPhoneを収納するボックスタイプで、サイズもほぼギリギリで作っている、そのこだわりには好感が持てます。
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マナースイッチも、しっかり操作できる構造

「完全防水でいながら、全ての操作が行えるのがいいんです」と戸津さんが語るように、スリープスイッチやホームボタンはもちろん、スライドスイッチであるミュートボタンまで、ケースの外側から上手く操作できます。そのスイッチ周りのアイディアだけでも、このケースが丁寧に考えて作られているのが分かります。ドックコネクタ部分は開閉できるようになっていて、ケースから出さずに充電や同期が行えるのも、使う人の事を考えた設計ですね。


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