特にトレーニングに関してはいろいろな考え方が取り入れられるようになり、昨今では情報が溢れ過ぎてかえってどれを選んだらいいのかわからないというような状況にもなっています。一つのトレーニング方法に関してドッグ・トレーナーの中でも賛否両論があるものもあります。一つの情報を鵜呑みにせず、いろいろな情報の中から自分と愛犬に合うものをピックアップしていきましょう。

犬の体-頭部

チワワ

チワワなどではモレラがわりとよく見られるが、頭部には余計な衝撃を与えないように気をつけてあげることが大事。

モレラ(Molera)/泉門(せんもん)
頭頂部(頭蓋の頂、前頭骨と頭頂骨との間)が柔らかい、または凹んでいるという犬が時々おり、その柔らかい部分を指す。生まれてきた時にはこの泉門は開いた状態で、成長と共に骨化が進み閉じるのが通常であるが、中にはそれが未完全で開いたままのケースがある。特にチワワではわりとよく見られる。

犬の体-目

マーブル・アイ(Marble Eye)
大理石のような色をした目。
丸目(まるめ)/サーキュラー・アイ(Circular Eye)
球のように丸い目。
目切れ(めぎれ)
黒い目縁(アイ・ライン)が途中で切れて肉色になっているもの。
目黒(めぐろ)
黒い目縁(アイ・ライン)のこと。
目抜け(めぬけ)
黒ではない目縁(アイ・ライン)のこと。

犬の体-耳

丸耳(まるみみ)
耳の先端が丸くなっているもの。
耳落ち(みみおち)
耳の付け根の位置が低いもの。
[耳が]上付(うわつき)
耳の付け根の位置が高いもの。
耳寄り(みみより)
立ち耳において、両耳の間隔の状態を示す。

犬の体-鼻

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犬の体-口吻

マズル(Muzzle)/口吻(こうふん)
ストップから鼻先までの前顔部のこと。口の部分。
ミルク・トゥース(Milk Tooth)
乳歯。

犬の体-首~胸~胴

巻き上がり(まきあがり)
犬を横から見た時、胸の下部から腹部の下部にかけてのライン。
巻き腹(まきばら)/タック・アップ(Tuck Up)
グレーハウンドのように胸周りに比べて急激に細くなっている腹部を指す。「腹部が巻き上がっている」という表現を使うこともある。
丸胴(まるどう)
犬の胴部分を断面として見た時、肋骨が張り過ぎていて丸く円形に見えるもの。

犬の体-脚

前高肢勢(まえだかしせい)
後ろ半身に比べて前半身が高くなっている肢勢。
前繋(まえつなぎ)/フォア・パスターン(Fore Pastern)
前脚のパスターン。

犬の体-尾

巻き尾(まきお)/カールド・テイル(Curled Tail)
尾を背中の上、または臀部の上に上げてくるりと巻いたもの。日本犬の場合、一重の巻き方のものを一重巻き、二重の渦巻き状のものを二重巻き、尾の先が体の右側に垂れたものを右巻き、左側に垂れたものを左巻きなどいくつかの言い方がある。
鞭尾(むちお)/ウィップ・テイル(Whip Tail)
ポインターのように、尻尾を上げた時、背線に対して水平で、真っ直ぐ長く伸びた尾のこと。

犬の体-歩き方

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犬の体-被毛と毛色

マウス・グレー(Mouse Gray)
ネズミのような灰色。たとえば、ワイマラナー。
巻き毛(まきげ)/カーリー・コート(Curly Coat)/カーリー・コーテッド(Curly Coated)
カールした被毛。
マーキング(Marking)
斑模様のこと。または、テリトリー意識から本能的に尿で匂いづけをすること。
マスタッシュ(Moustache/Mustache)
口髭のこと。
マスタード(Mustard)
芥子のような色。
マズル・バンド(Muzzle Band)/ノーズ・バンド(Nose Band)
口吻部をぐるりと取り囲む白い模様。
マトル(Mottled)
薄めの地色に暗色のまだら模様があるもの。たとえば、オーストラリアン・キャトル・ドッグ。
マホガニー(Mahogany)/チェスナット・レッド(Chesnut Red)
アイリッシュ・セッターのような栗赤色。赤褐色に近い。
マホガニー・タン(Mahogany Tan)
タンの赤みがかったもの。
マホガニー・ブリンドル(Mahogany Brindle)
マホガニーの地色に黒または暗色のブリンドル(差し毛)があるもの。
マール(Merle)
シェットランド・シープドッグのブルー・マールのように同系色の薄い色合いの地色に黒または暗色の不規則な斑がある大理石模様のこと。色合いによってブルー・マール、レッド・マール、セーブル・マールなどの呼び方がある。
マントル(Mantle)/マントル・コート(Mantle Coat)
肩からボディ、臀部にかけてマントを着たように一色の大きな紋様になっているもの。たとえば、セント・バーナードやグレート・デン。
ミスマーク(Mismark)
望ましくない斑模様。
蓑毛(みのげ)
雨や雪から体を守るために昔の人が着ていた蓑のように悪天候もしのげるだけの剛毛を意味する。日本犬、特に甲斐犬で使われる。
眼鏡(めがね)
目の周りにある眼鏡のように見える模様のこと。
面かぶり(めんかぶり)
狆で使われる言葉で、顔や耳が黒い毛で覆われ、まるでお面をかぶっているように見えることからこう言われる。
綿毛(めんもう/わたげ)
アンダー・コート(下毛)のこと。
モールティング(Molting)
換毛のこと。

グルーミング

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トレーニングとドッグ・ショー

マウンティング(Mounting)
他犬、場合によっては人間に対して飛びつき、性行動のような行為をすること。自分の優位性を示すため、興奮している時、性的本能などからこうした行動をとることがある。
マーキング(Marking)
特にオス犬は性成熟をするとテリトリー意識が芽生え、柱や壁などいろいろな物に尿をかけてあるく。この行為のことをマーキングと言う。
マズル・コントロール(Muzzle Control)
犬のマズル(口吻部)を手で優しく包みこむようにしたり、触ったりして、飼い主がリーダーであると人間の優位性を教え込むとともに互いの信頼関係を結ぶことを目的としたトレーニング方法の一つ。また、犬がいけないことをした時に叱る意味でマズルをつかむこともマズル・コントロールと言う。これは母犬が子犬に対して甘く咬むことで“しつけ”をする行為から派生したもの。しかし、犬にとって口は繊細な部分であり、無理にマズル・コントロールをすることで逆に体を触られることに対して嫌悪感を抱かせてしまったり、すでに問題を抱えている犬の場合は咬む行為を呼んでしまうこともあるので用いる場合には注意が必要。ドッグ・トレーナーの間でもこれをよしとする意見もあれば、マズル・コントロールは必要ないとする意見もある。どちらにしても、あくまでも無理のない範囲で少しずつ、優しく触るようにし、体に触られること自体に慣らすといった意識が大切。
マタギ犬(またぎいぬ/またぎけん)
マタギとは、かつて東北地方山間部においてクマや鹿などの狩猟をしていた人達のこと。そのマタギが猟犬として使っていた犬を言う。現在の秋田犬と北海道犬の祖先とされる。
マッド・ドッグ(Mad Dog)
狂犬、または狂犬病にかかった犬のことを指す。
麻薬探知犬(まやくたんちけん)
麻薬や爆発物、銃器などを発見できるよう特別なトレーニングがなされた犬で、空港や港、国際郵便局などで活躍している。日本では1979年に2頭の麻薬探知犬が導入され、現在では120頭以上の犬たちが働いている(税関「麻薬探知犬」より)。
ミュージック(Music)/ベイ(Bay)
ハウンド種が獲物を追いながら吠える声のこと。その声が音楽的に聞こえることからこう呼ばれる。
盲導犬(もうどうけん)/シーイング・アイ・ドッグ(Seeing Eye Dog)/アイ・メイト(Eye Mate)
視覚に障害がある人の補助をする、特別なトレーニングがなされた犬のこと。国内において盲導犬のトレーニングをする専門機関は10団体あり、2012年3月1日現在、実働犬は1067頭(厚生労働省「ほじょ犬情報」より)。なお、身体障害者補助犬法により、補助犬として指定されているのは盲導犬の他に聴導犬と介助犬であり、これらの犬を伴ったユーザーが公共の施設を利用する場合、補助犬の同伴を拒んでいけないことになっている。
モチベーター(Motivator)
犬の集中力やテンションを高め、より効果的にトレーニングをするためのグッズやフード類。通常、ボールやタオル、ディスク、オモチャなどその犬の好みである物を使う。

愛犬の好みを観察してモチベーターとなりうるものをいくつか見つけておくとよい。「好き」「もっと好き」「一番好き」といった具合に3ランクくらいのモチベーターを用意し、ここぞというより集中させたい時、テンションを上げたい時などは効果的に使うのがお勧め。
 

ブリーディング

ミュータント(Mutant)
突然変異で生まれた個体。
無発情期(むはつじょうき)/発情休止期(はつじょうきゅうしき)
犬には発情周期というものがあり、発情前期、発情期、発情後期、発情休止期(無発情期)の4つに分けることができる。発情前期は出血が始まった日からオス犬を受け入れるようになるまでの間で、平均的に9日程度。犬の場合は妊娠の準備ができるまでの間に出血するということになる。出血が少なくなり、オス犬を受け入れるようになるのが発情期。2~3日して排卵が始まり、この前後のタイミングで交配をすると妊娠する確率が高くなる。この発情期は平均的に11日程度続き、その後は発情後期に入る。この期間は黄体ホルモンが活発であり、おおむね2~3ヶ月程度続く。次いで発情休止期となり、黄体が消滅し、3~6ヶ月程度経った後に次の発情がやってくる。このような発情周期が6~9ヶ月程度を一周期として繰り返される。
モングレル(Mongrel)/モングレル・ドッグ(Mongrel Dog)
いわゆる雑種犬。


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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。