透明なバーデザインが美しいハイスペックXperia
高速な1.5GHz デュアルコア、4.3インチ(720×1280ドット)、HD画面を搭載し、3G回線を利用したWi-Fiテザリングにも対応する。ただ、3G回線のスマートフォンでのテザリングは、FOMA回線のPC接続扱いとなるため月額データ定額料金以外に月額最大8190円(2011年11月に10395円から値下げ)かかるので、使いすぎには注意しよう(Xi回線は月額データ定額料金内でテザリングも利用できる)。Xperia acroと同じようなデザインながら、Xperia acroの最厚部12.3mmに比べ、Xperia NX SO-02Dは10.6mmと、1.7mm薄くなっている。実際に手にすると、かなり薄くなった印象だ。前面はフラットで、前面を下にして置いてもぴったり安定する。4.3インチ液晶ながら左右のフレームも細く幅64mmとスリムな形状になっている。
下部の操作ボタンは、左から「戻る」「ホーム」「メニュー」アイコンがLEDライトで発光し、細い透明なバー部分に表示されるが、実際はその上の液晶パネル部分を押す。慣れないと、つい光っている部分を押してしまうので注意しよう。メニューボタンの上の画面には、よく使うアプリや機能を4つ配置できる。
上部左には電源ボタンとヘッドフォン端子を備える。電源ボタンは幅広かつ突起型なので見なくても確実にオンオフできる。
右側面は上から、microHDMI端子、音量上下ボタン、カメラボタン、左側面には、USBホスト機能をサポートするmicroUSB端子を備えている。
背面はXperiaスタイルのカーブ形状。下部にソニーエリクソン時代からのグリーンマークがある。上部に約 1210万画素のアウトカメラ、LEDフラッシュはレンズ下に配置されている。
背面カバーは、カバーを上方に軽く押しながら本体上方にスライドさせれば簡単に外せる。SIMはmicroSIM、バッテリーは内蔵型で、ユーザー交換はできない。
内蔵バッテリはバッテリー交換式のものとは異なり、以下の注意が必要だ。
・バッテリー交換は、キャリア対応で8500円(税抜)
・端末フリーズ時に「バッテリーを外してリセット」はできない
・強制リセットは「電源キーと音量上キーを同時に長押し」で行う
次のページでは、Xperia NX SO-02Dの特徴や使用感などを解説しよう。