安定した高速通信と安定した通信エリア
MEDIAS LTE N-04Dで使える通信は、3G、Hi、LTEの3種類。3G場合は下り最大7.2Mbps、Hiの場合は、下り最大14Mbps、LTE表示の場合が下り最大37.5Mbps。画面上の通知バーに通信状態が表示される。実際の通信速度だが、Xiサービスがスタートしたときの爆速感は収まっているが、その分、接続エリアは確実に広がっている。エリアにもよるが、Xi接続すれば下り3Mbps、上り2Mbpsあたりは確保できるだろう。3GとHi接続も安定した接続ができている。
1.2Ghzながら体感動作は速い
MEDIAS LTE N-04Dは標準ホームとしてドコモ パレットUIが設定されているが、4.3インチHD画質でありながら、まずまずの体感速度。ホーム画面はドコモのPaletteUIとAndroid標準のホーム、G-SHOCK Appを選択でき、変更はホーム切替アプリで行う。より高速な動作を望むのであれば、ホームかG-SHOCK Appを使うとよいだろう。ドコモパレットUIが標準で設定されている
タップしたテキストをすぐに検索できる「タップサーチ」
通知バーは、スライドバーで機能が選択できる高機能型。左から、タップサーチ、マナー、画面回転、ecoモード、GPS、Bluetooth、Wi-Fi、明るさ、自動更新となっている。タップサーチをオンにすると、画面上でタップした場所の文字を読み取り、検索することができる。検索機能で文字入力が面倒、苦手という人は重宝する機能だ。
MEDIAS LTE N-04DをG-SHOCKスマホにするG-SHOCK App
MEDIAS LTE N-04Dには、G-SHOCK Appが搭載されている。Playストアからアップデートすることで利用することができる。機能は4つ。■時計連動設定
対応G-SHOCKとの連携設定ができる。設定すると時計にMEDIAS LTEの状態が通知されるようになるなど、連携させることで、MEDIAS LTE をポケットやカバンに入れていても電話着信やメール受信の見逃しを防ぐことができる。
■ホームアプリ壁紙設定
ホーム画面の壁紙をG-SHOCKの壁紙に変更できる。
■Twitterウィジェット設定
G-SHOCK仕様のTwitterを使うことができる。
■時計ウィジェット設定
アラーム、ストップウォッチ、タイマーなどの設定ができる。
動画視聴がしやすい横置きクレードルが付属
Xi端末はバッテリー消費が多いことや動画視聴対応から、デスクで充電しながら使えるようにクレードルが用意されていることが多い。MEDIAS LTE N-04Dにもクレードルが用意されている。MEDIAS LTE N-04Dのクレードルは、横置き型なので、動画視聴などには適している。消費が大きい割にバッテリ容量は標準サイズ
MEDIAS LTE N-04Dのバッテリは、1520mAh。1.2Ghzにプロセッサを抑えているといっても、1800mAhクラスのバッテリと比べると、容量に物足りなさを感じる。Xi端末は購入時のディフォルト設定では電力消費が大きいので、ecoモード設定などを利用して消費電力を抑えておこう。ただし節電設定も大事だが、使えば使うだけバッテリは消費されるのはスマートフォンに共通した問題だ。スマートフォンをフル活用したいなら、外部バッテリなどの異動先でもバッテリ補充できるアイテムを用意しておくことをおすすめする。
なお節電の細かい設定については「スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるコツ」にまとめているので、参考して欲しい。
【関連サイト】
NTTドコモ MEDIAS LTE N-04D