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世界が注目!日本の家具 カンディハウス編

今、日本の家具が世界で注目されています。伝統的な技、きめ細やかな配慮、そんな日本のものつくりの力が世界のデザイナーを魅了します。

執筆者:鈴木 理恵子

ここ数年、日本の家具メーカーが日本内外の有名デザイナーとコラボレーションして、大きな海外の見本市などに出展。世界でも注目を集めています。今回は、日本の『ものつくり』の力とドイツの秀逸な『デザイン』の力とが融合した、カンディハウスの新作家具をご紹介します。

日本人とドイツ人の感性のハーモニー 

日本の代表的な家具産地のひとつ、北海道・旭川を代表するメーカー カンディハウスの新作が「imm cologne ケルン国際家具見本市2012」で発表になりました。ここ数年、家具のトレンドとして注目されている無垢材を使った6タイプのテーブルとそれに合う椅子2タイプです。テーブル、椅子ともにデザインはペーター・マリー氏。ミニマルで研ぎ澄まされたデザインと、木目が美しく存在感たっぷりの無垢材とが美しいハーモニーを奏でています。

世界が注目 日本の家具

端正で礼儀をわきまえた武士のようなテーブル。丁寧なつくりで、木を慈しみ育ててきた愛情が感じられます。(画像:カンディハウス)

こちらのテーブルは『HAKAMA』。そうです!和装の袴をイメージしてデザイン。堂々としていて、ぴしっと筋が通った武士の姿を思い起こすような風情があります。展示したテーブルの中では一番の人気があったそうです。

次ページでデザイナーのペーター・マリー氏を魅了した日本の伝統的な「ものつくり」についてご紹介します。
デザイナーが見染めた木工技術>>
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