日本人とドイツ人の感性のハーモニー
日本の代表的な家具産地のひとつ、北海道・旭川を代表するメーカー カンディハウスの新作が「imm cologne ケルン国際家具見本市2012」で発表になりました。ここ数年、家具のトレンドとして注目されている無垢材を使った6タイプのテーブルとそれに合う椅子2タイプです。テーブル、椅子ともにデザインはペーター・マリー氏。ミニマルで研ぎ澄まされたデザインと、木目が美しく存在感たっぷりの無垢材とが美しいハーモニーを奏でています。端正で礼儀をわきまえた武士のようなテーブル。丁寧なつくりで、木を慈しみ育ててきた愛情が感じられます。(画像:カンディハウス)
次ページでデザイナーのペーター・マリー氏を魅了した日本の伝統的な「ものつくり」についてご紹介します。
デザイナーが見染めた木工技術>>