銀行・郵便局

メガバンクのATM手数料をゼロ円にする方法とは

銀行ATMの時間外手数料を100円、200円と払って悔しい思いをする人はいませんか? 銀行の普通預金に預けていても金利がほとんど付かない、超低金利の時代、ATM手数料はゼロ円で活用したいもの。ATM手数料をゼロにする方法をお届けします。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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ATMの時間外手数料で年間1000円以上かかってませんか?

メガバンクATM手数料

積み重なれば年間数千円?のATM手数料。

銀行ATMを使う目的として、一番多いのは現金の引き出しではないでしょうか? 次が口座への現金の預け入れで、銀行やコンビニのATMで振込を行う人もいることでしょう。

ATM利用の際にかかる手数料には2種類あります。
  • 時間外手数料
  • 他行利用手数料
自行ATMを時間外に使ったら1回105円、他行ATMを時間外に使ったら1回210円です。月に2回のペースで時間外手数料を払ったら年間2520円にもなります! 他行ATMを同じように使った場合は、5040円。手数料に無頓着にATMを使っていると年間では数千円の出費になりかねないのです。

他の銀行に振り込む場合は、これがさらに高くなります。一回につき420円以上が相場でしょう。

ATM手数料を払いたくないなら、現金の引き出しや預け入れは、口座のある銀行のATMを時間内に使うこと。時間内とは平日の午前8時45分から午後6時まで。

とはいえ、いつも時間内にATMに行けるとは限りません。夜や土日に現金が必要になることもあります。また、近くに自分が使っている銀行のATMがないこともあるでしょう。そんな時でもATM手数料を払わずに済ませる方法があります。銀行の会員サービスを利用することです。会員サービスを申込み、条件を満たせば、時間外手数料やコンビニATM手数料が無料に。メガバンクの会員サービスとATM手数料が無料になる条件は次の通りです。

残高などの条件を満たせばタダでATMが使えることも!

メガバンクATM手数料

内容は2012年2月12日現在。各銀行のサイトをもとにガイドが作成。


表の中の条件に入っている、「所定のクレジットカード」とは、その銀行が発行するクレジットカードのことで、その他にも残高や給与振り込みなど、いずれかを満たせばいいので、条件のハードルはそれほど高くないと思います。

また自行ATM以外で無料になるのは提携するコンビニATMです。近くに自行ATMがないときは、他の銀行のATMではなくコンビニATMを使うのが鉄則です。手数料無料となるコンビニATMは、セブン銀行ATM(セブンイレブンなどに設置)、ローソンATM(ローソンに設置)、イーネットATM(ファミリーマート、ミニストップなどに設置)です。

さらに、みずほ銀行では、残高50万円以上なら、ATMやネットバンキングでの他行宛て振込手数料が月3回まで無料になります。

せっかくのサービスなのですから、メガバンクの特典サービスを賢く利用しましょう。
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