株式戦略マル秘レポート/横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

株価が今、高いのか安いのかを見極める法(2ページ目)

株価は日々、上昇と下落を繰り返していて、株価が今後どう動くのかを予測することはできません。しかし、今の株価が高いのか安いのかを把握できれば、今後の株価の動きをある程度予測することはできます。そこで今回は、株価が高値圏にあるのか、それとも安値圏にあるのかを把握できるチャートをご紹介します。そして、気になる日経平均株価の現状がどうなのかを考えてみます。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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日経平均株価の現状は?

では、気になる日経平均株価の現状をRSIチャートで見てみましょう。RSIチャートは、ローソク足チャートの下部に表示されています。

チャート

日経平均株価チャート。MarketSpeedより。拡大画像あり


日経平均株価は2011年年末、低迷していたこともあり、RSIは50%を割り込むこともありました。左側の丸印です。大発会以降、それまで50%前後だったRSIは株価の上昇と共に70%を超えるまでに上昇しています。右側の丸印です。

RSIを見る限りでは、今の日経平均株価は買われすぎの状態にあると言えます。上がるか、下がるかの2分の1の確率で言えば、買われすぎの状態にあるため下がる確率の方が高いと言えるでしょう。しかし、買われすぎの状況だからと言って必ず株価が下落するとは限りませんし、買われすぎの状態でもファンダメンタルズが良ければ、さらに株価が上昇することもあります。

RSIでは、あくまでも現状の株価が、買われすぎか売られすぎかを表示しているだけです。どのチャートでもいつも正確に分析できるわけではありませんので、他のチャートと併用して利用すると良いでしょう。

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