グローバルに活躍するドイツ企業の株価下落はチャンスか!?

日々報道される欧州問題。優良企業の株価も大きく下落している・・・

日々報道される欧州問題。優良企業の株価も大きく下落している・・・

EUの債務危機が話題の中心となるなか、EU各国の株価指標は概ね日経平均と同様、年初来で10%半ばの下落率となっており、イタリアなど一部の国では20%を超える下落ぶりです。その中でも国債利回りが最も低い(=最も信用力がある)ドイツのDAX指数は年初来で12%ほどの下落率に収まり、EU内で最も下げ幅が少なくなっています。

EUの問題は長期化しそうな気配で、来年はより重要な時期を迎えるのではないかと思います。その中でとりあえずEUの金融株はまだ敬遠したいところと思いますが、EU外のグローバル市場でも活躍する企業の株価も一緒になって下がっているようであれば、長期的な投資検討も開始できるのではと思います。

フランクフルトのドイツDAX指数の採用銘柄を見てみると、ダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン、シーメンス、アディダスや世界的な製薬企業があるように、米国ニューヨーク証券取引所にも同時上場している企業が多くなっています。欧州株自体は取引できませんが、ニューヨークに上場している銘柄であれば米国株として日本の証券会社で購入も可能です。

ドイツ一人勝ちのシナリオも

ドイツは欧州救済の中心であり、ドイツが資金を出さなければ話にならないと思われます。それだけEU経済圏の誕生によってドイツ企業が恩恵を受けてきたからでもあります。そして今後ドイツは渋々、圧倒的に多くの負担をすることにならざるを得ないと思いますが、もしそれでEUが崩壊せずに救済されれば、見返りとしてドイツはますます域内経済で一人勝ちを続けることを求め、他国も容認せざるを得ないでしょう。

ドイツ国が直接域内からお金を回収することはできませんので、ドイツ企業が域内交易を通じてドイツ国民の富を回収する形になります。そうなればドイツ企業にとってはポストEU危機後に活躍の場が広がる可能性あります。

高い利益率を持つドイツハイテク企業 >>>>>