狭さが気にならない! 1Kでも広く暮らせるワケ
マンション住まいの方、天井をふと見上げて「このでっぱりがなければいいのに」と思ったことはありませんか。そう、梁です。構造上必要なものなのでなくすわけにもいかず、天井の片側に梁があって、妙な存在感を示していますよね。リビングの余分な凹凸は部屋を狭く見せる要因のひとつ。トレビー シェルフユニットを縦横に連結させて、梁下の空間を壁面収納にするという提案。天井のでっぱりが無くなって部屋全体がスッキリした印象になります。シェルフの裏にできる隙間は、出し入れ可能な範囲で収納に。ベッドにたくさんのクッションを置けば、日中はソファとして使えます
1K、23平米の若い夫婦2人暮らしの部屋を再現したホームセットには、梁下に壁面収納を設置。天井までいっぱいの収納を作ることで、狭い部屋でも広々と使えるという事例を紹介しています。このプランニングのポイントは、面を揃えること。収納の奥行きが梁に対して少し浅い場合は、収納を少し前に出して、床から天井まで一直線にするのが重要です。こうすることで余分な凸凹を無くし、部屋を広く見せれらます。
コンパクトな間取りでも、寝室、リビング、ダイニングのスペースをそれぞれ確保。「狭いし散らかってるしベッドが丸見えだから人を招きにくい」なんて悩んでいる人は、このお部屋をお手本に模様替えしてみては? なお、写真の壁面収納は扉などのオプションパーツを含め合計15万850円
大容量の壁面収納を作れば、他に収納家具を置く必要がなくなり、そのぶん、リビングスペースが広くなるというメリットが。このホームセットでは、ダイニングスペースに引き出しつきのエクステンションテーブルを置き、空間の有効活用を。さらに、リビングのテーブル下にはごちゃつく小物を収納するためのカゴを設置するなど、小さな部屋で快適に暮らすためのヒントがもりだくさんでした。
広く暮らすための一番のポイントは、面を作ることなんです。3LDKのホームセットで解説しましょう。