川沿いにショップやギャラリーが点在。お客さんはマップ片手に練り歩きます。
黄金町とは、京浜急行の日ノ出町駅と黄金町駅に挟まれたエリア。安くておいしい店が軒を連ねる野毛からも近く、関内やみなとみらい地区も自転車圏内という便利な場所です。かつては歓楽街として風俗店が軒を連ねていた時代もありましたが、警察による一斉退去が行われ、その後アートを生かした新しいまちづくりが行われています。地域住民はもちろん、行政、警察、企業、大学、美術関係者等が集まって、ユニークなアートイベント「
黄金町バザール2008」が開催されました。以後毎年、このイベントは継続的に行われています。
横浜トリエンナーレとも連動し、ますます人が集まるようになりました。アートだけではなく、ショップや飲食店など様々なジャンルの人が混ざり合い、一緒に街を盛り上げています。
様々なアーティストがアトリエを構え、自由に創作活動しています。
今後一層面白くなりそうな可能性を秘めた街、黄金町が、今回、クリエイターを大募集。NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが管理する、ちょっとユニークな施設を使っていただきます。黄金町に拠点を構え、まちづくりに積極的に関わりたい!という人は、ぜひ説明会にご参加下さい。また、クリエイターに限らず、この街の雰囲気が好きで、まちづくりに興味があり、お店を作ったり、飲食店を開きたい、という方の参加もOKだそうです。
■入居者募集施設見学会
日時:2011年12月18日(日)、12月21日(水)
各回13:00~15:00(予約不要)
場所:高架下新スタジオSiteD
横浜市中区黄金町1ー2先
黄金町エリアマネジメントセンター
http://www.koganecho.net/
※各物件の詳細情報や、応募要項等掲載しています。
物件例1 大きな窓と木の床が気持ちいい!
物件例2 こちらはこじんまりとお家のような佇まい。
2011年8月6日(土)~11月6日(日)まで開催していた「
黄金町バザール2011」は、
横浜トリエンナーレとセットで訪れた、という人も多いかもしれません。マップを片手に誰かの家を訪ねるように、このエリアに点在するアトリエやギャラリー、ショップをひとつひとつ訪問します。こんなところに??というところに突然作品が登場したり、これもお店?と思うような不思議な建物が現れたり。迷路のようにちょっぴり道に迷いつつ、偶然の出会いや発見も多かったりする、楽しいイベントです。「バザール」というタイトルですが、別に何かセールをやっているわけではなく、なんだか分からないけど面白そう!、という雰囲気のイベントにしたかったのだとか。途中カフェでお茶を飲んだり、本屋さんでアートブックを読みふけったり、楽しみ方は自由。ぶらぶらと散策するのにもちょうど良い広さ。夜だけ公開される、映像や光を使ったアート作品もあります。街の人たちが自らワクワクしながらライブ感覚で楽しんでいる、という印象。どこかアットホームで人懐っこく、街に溶け込んで普段に楽しめるアート作品をたくさん観ることができます。ちょっぴりのどかで明るく元気なこの街、仲間になってみたいという人は、まずはこの街を訪れてみてはいかがでしょうか。