最強の預け先厳選10/なるはやサクサク派はスピードアップを考えて

月1000円からコツコツ増やせる!「投信積立」(2ページ目)

値動きするものは積立で購入することで、高値づかみを防ぎ、買い付け価格をならしながら資産を増やしていくことができます。とくに、投信積立は毎月1000円から積立できるところも多く、1000万円を目指すにはうってつけの商品といえるでしょう。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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1000円から積み立てできる販売会社も

投資信託の積立が利用できる金融機関は以下のとおりです。積立金額は1000円~1万円など販売会社によって異なります。積立に回せる予算が少なかったり、限られた予算でさまざまな投資先のファンドを何本か買いたいという人は、1000円から積み立てできる販売会社を選ぶといいでしょう。

前ページで紹介したインデックスファンド・シリーズをノーロードで買えるのは、SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券の3社です。「いずれの証券会社も毎月1000円から積み立てできるので、組み合わせて世界分散投資も可能です」(藤川さん)。

SBI証券は住信SBIネット銀行、楽天証券は楽天銀行の普通預金口座(証券連動口座)から自動で振り替えできます。さらにどちらも投資信託取り扱い本数は1000本以上とトップクラスの品揃えです。カブドットコム証券は銀行口座から自動引き落としができるのが特徴です。
投資信託を扱う金融機関の例

 

購入時手数料以外のコストにも注意!

投信積立は毎月買い付けるため、かかるコストには十分注意しましょう。まず気をつけたいのは購入時にかかる購入時手数料。中には同じファンドなのに証券会社によって購入時手数料が異なる場合があります。たとえば1万円分の投資信託を買った場合、購入時手数料が3.15%の販売会社とゼロの販売会社では、315円の差が付いてしまいます。

次に注意したいのが信託報酬です。信託報酬とはプロに投資信託の運用をまかせるかわりに支払う手数料のこと。購入時手数料のように買うたびに引かれるのではなく、運用資産から自動的に引かれます。一般的にインデックス型のファンドは信託報酬は低めで、アクティブ型は高めに設定されています。

なお購入時手数料がかからないノーロードのファンドでも、信託報酬が高めの商品もあります。ファンドを選ぶ際は、購入時手数料と信託報酬などのコストをトータルで見比べるようにしましょう。

次のページは、外貨預金より高金利・低コスト「外貨MMF(豪ドル)」です。

取材・文/滝田知歩 監修/藤川太(ファイナンシャル・プランナー)


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