MINI/ミニ

個性的スタイルでさらに“乗り手を選ぶ”ミニクーペ

“誰もが運転できるし実用性もある”のに“誰も彼もが乗れるようなクルマでもない”ミニ。さらにスポーティな2シーター仕様が追加された。自分らしいコーディネーションで、このカタチを乗りこなせば、買った人の満足度はさらに高くなること間違いなしの個性的なクーペだ。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

スポーツ性も濃くなった2シーター仕様

ミニクーペ

量産モデルとしてブランド初の2シーター。全長3740mm×全幅1685mm×全高1380mm。NAエンジンを積むクーパー(MT 297万円、AT 310万円)、ターボエンジンのクーパーS(MT 339万円、AT 352万円)、スポーツモデルのJCW(MT 426万円)をラインナップ


ミニクーペ

直噴やバルブトロニックを備える1.6リッターエンジンを搭載。クーパーは最高出力122psを発生するNA、クーパーSは184psのターボ、JCWは211psのターボを搭載。ATと6MTを組み合わせる

ミニというクルマには、人を惹き付けてやまない普遍性のようなものが、そのコンセプトやスタイルに宿っているのだと思う。そして、そうであるにも関わらず、2ドアであったり、ファッショナブルであったりと、“誰もが運転できるし実用性もある”のだけれども、決して“誰も彼もが乗れるようなクルマでもない”といった、ハードルの高さもまた、魅力であったりする。買った人の満足度は、それゆえさらに高くなる。

 
ところが、クロスオーバーが出て、ちょっとそのハードルを自ら下げすぎたのでは、と余計なおせっかいというか危惧を抱いていたら、こんどは逆に、もっとハードルの高いモデルを出すに至った。それがクーペだ。

ミニクーペ

円形をモチーフとした、ハッチバックと共通デザインのインパネ回り。ラゲッジ容量は280リッターを確保。大きなトランクスルーシステムを備えた

ノーマルミニの2シーター仕様で、チョップドルーフデザインがきわめて個性的である。

専門的にいえば、全高が50mm低くなったことで重心位置が下がり、フロントピラーが13度寝たことで空気抵抗も減った。アシ回りも専用チューニング。それゆえ、パワースペックはノーマルと同じでありながら、加速性能は向上している。ありきたりにいえば、スポーツ性を濃くしたミニ、である。

2シーターで、ご覧の用にさらに個性的なスタイル、となれば、買う人をさらに選ぶことは間違いない。

ミニクーペ

ブレーキエネルギー回生システムやアイドリングストップ機構などを備え燃費を向上。10・15モード燃費はクーパーが20.5km/l、クーパーSが20km/l(MT)。JCW(ジョンクーパーワークス)は量産ミニ最速となり、0-100km/hを加速6.4秒

フツウのミニでも、自らの価値観に自信があり、いろんなオプションのなかから自分らしいコーディネーションのできる人、というハードルがあったわけだが、クーペにはそもそもこのカタチを乗りこなせるという、よりいっそうに高いハードルがある。ルーフの塗り分けオプションなど、自分のセンスを披露するチャンスも多い。美意識なりコーディネート能力に自信のある方に、まずはオススメしたい。

 


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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